通信制高校 一ツ葉千葉キャンパスの出口です。

シリーズでご紹介している大学の学問体系。
本日の学問は「理学系」です。

■概要
自然界にある物質の特性を分析したり、自然現象の原理や法則を見つけ出し、
統一的な理論を確立することを目的とした学問領域です。
簡単に言うと、私達が子供の頃に「なぜ？」と思ったことを解明していく学問となります。
この系統の学問では、様々な自然現象を理論的に掘り下げていき、新しい事実を発見し、
新しい理論を生み出していきます。
こうした新しい事実・理論をどのように応用するのかを考えるのが工学などですが
基礎があってこその応用のため、自然科学系の土台となる理学の重要性は高まるばかりです。

■学問の名称例

・数学系：数学　　　　　　　　　　　・物理系：物理
・生物系：生物学、生命科学　　　・化学系：化学
・地学系：地学

■具体的な学部例
理学部、理工学部など

■コメント
どの学問も高校で科目として見たことがあると思いますが、
高校では「すでに分かっている現象や事柄」について学んでいます。
それに対して、大学では「まだ分かっていない現象や事柄」について調べ、
深く掘り下げていくことになります。
ちなみにいわゆる理系ですので、大学院への進学者も多い系統となります。

次回は「工学系」について紹介していきます。

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