時代は変わる
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの夏目です。
先日の「大学進学説明会」で、驚いたことがありました。
私は生徒たちの付き添いとして同行することになっていたのですが、「高校生が集まる中で、私のような中年オヤジが混ざると目立ってしまうのではないか」という懸念が多少ありました。
しかし実際の会場に入ってみると、参加者の約三分の一は(私と同年代の)生徒の親たちで占められており、中年オヤジが目立つことは全くありませんでした。約半分の生徒は親同伴で、残りの半分が、一人か友達同士で参加していたという印象です。
親子組の場合、親の方が子供よりはるかに積極的で、親が大学関係者を質問攻めしているケースが多かったように思います。また、子供が参加せず親だけで面談しているケースも珍しくありませんでした。今は、親が子供の大学進学にここまで関与する時代なんだ、と驚いてしまいました。
私は古臭い考えを持っており、生徒が第三者と面談する際には、親や教師の役割はアドバイスを与えることであり、(義務教育を終えてほぼ大人といえる)高校生の隣であれこれ口を出す必要はないと思っています。従って、今回も基本的には生徒たちと同席して大学職員との面談に臨むことはありませんでした。生徒たちは面談に一人で臨み、自分で考えた質問をし、職員からの質問に自分なりに回答していました。
私としてはこれが「常識的な態度」であるはずなのですが、どうも「常識」自体が変わりつつあるのを肌で実感した次第です。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 夏目