大学受験の「一般選抜の併願作戦」とは?効果的な受験戦略をわかりやすく解説
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こんにちは。進路担当星田です。
今回は 大学受験における一般選抜の併願作戦 について、基本的な考え方と受験校選びのコツを解説します。
1. まずは「受験回数」を決めるところから
一般選抜を考える際は、まず保護者の方と一緒に“受験回数”を設定することが大切です。
ここでいう受験回数とは、共通テスト利用を含まない一般選抜の回数のことです。
効果的な併願を行うには、最低でも下記の3レベルに分ける必要があります。
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第1志望(目標校)
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実力相応校
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滑り止め校
そのため、3回以上の受験は必須と考えておくとよいでしょう。
2. 受験校が決まったら、過去問研究へ
併願校の候補が決まったら、次は過去問の取り組みが重要です。
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共通テスト対策 … GW頃からスタート
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私立・国立2次試験対策 … 9月頃から本格的に開始
過去問で「敵(大学の出題傾向)」を知ることが、合格への近道になります。
3. 日東駒専・産近甲龍の出題傾向
日東駒専や産近甲龍レベルの大学は、
多くが旧センター試験の形式を参考にした問題を作成しています。
難易度としては、旧センターよりやや易しい場合が多いです。
現時点では、私立大学の一般入試がどの程度共通テストに寄せていくかは未知数ですが、
センター形式と共通テストは近いため、
センター過去問での練習は依然として有効です。
4. 國學院・武蔵・明治学院・成城(國武明成)の入試傾向
偏差値は日東駒専とほぼ同じですが、
國武明成の入試問題は難度が高いことが特徴です。
このレベルの大学は、
英検利用入試を活用するのが有効な戦略です。
また、このグループは統一問題形式のため、学部間の差は基本的にありません。
ただし、国語で古文が入るかどうかは大学・学部により異なるため、事前の確認は必須です。
※関関同立・産近甲龍でも同様の傾向があります。
5. 早慶上智・MARCHの入試傾向
● 早稲田・慶應
学部ごとに出題傾向が大きく異なります。
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例:早稲田社会科学部 → オールマーク式
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早稲田教育学部 → ここ数年で大幅に難化(6年前の過去問との乖離が大きい)
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早稲田政治経済学部 → 共通テストで数学ⅠAが必須
● MARCHの傾向
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明治・中央・青山学院 … 学部ごとに傾向が異なる
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学習院・中央の一部 … 共通問題を採用
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法政 … キャンパスごとに異なる傾向
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上智・立教 … 目立った一貫傾向はなし
6. 国公立大学は大学ごとの傾向差が大きい
国公立大学は、私立と比べて大学ごとに出題傾向の差が非常に大きいのが特徴です。
そのため、次回は国公立大学の過去問傾向と対策について詳しく解説します。
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