『○○語４週間』（３）

2016年2月18日

通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの石野です。

こういう語学書の売り方が、何に由来するのかはわかりません。
受験参考書と関係があるのかもしれませんが、
あるいは、昔の語学学習方法にも関わっているのかもしれません。

現在は、話者が多い英語やフランス語、中国語といった言葉に限らず、
比較的にマイナーとされる言語でも、インターネットなどをうまく使えば
勉強することは難しくありません。

でも、20年以上前は、先生を見つけるだけで一苦労。
正しい発音もテープ教材などがなければ、
さっぱりわからない、という言語は少なくありませんでした。

例えば、「○○国に赴任することになったんだけど、現地の言葉が…」
という急ぎのときに、集中講座でみっちりと特訓することがあります。

１ヶ月程、ひとつのテキストを使って、朝から晩までひたすら勉強。
寝る間も惜しんで予習復習をして、１ヶ月のスパルタ教育を終えたら、
確かにそれなりに「使える」レベルにまで語学力が達することもあるでしょう。
語彙力に関しては、おいおい時間をかけて増やしていくことになりますが、
３０日あれば基本的な文法事項は身につくかもしれません。