美術館ツアーを終えて（７）

2016年2月1日

通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの石野です。

すると、娘さんの着物にうっすらと白い文字が浮かび上がってきました。
「四」でしょうか「酉」でしょうか、
白抜きか、絵の具を付けずに刷って紙に凹凸をつける空摺（からずり）の技法を使ったのか
判然としませんでしたが、確かに文字があることはわかります。
かつて流行した「ウォーリーをさがせ！」のような感覚ですね。
これは、図録などで見たとしてもおそらく見つからなかったでしょう。
たいへん得をした気分になりました。

みんな思いのほか展示に見入っていたので、ちょっと歩きつかれたみたいですね。
途中の休憩スペースでは、生徒達がほぼ全員ソファーに座り込んでいました。
まるでストーブの周りに集まる猫のように。
みんなおつかれさま。

今回は千葉市美術館の皆様には貴重なお時間を割いていただきました。
心より御礼申し上げます。
キャンパスから歩いて行ける距離にある施設ですので、
またお世話になる機会が必ずあると思います。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。