「その時歴史は動いたのかも…線から面へ…2」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
交通路など「線」として村田川を捉えることには限界がありましたが、ただ、山岸先生からのご助言や拝見した古地図・古文書などから、もっと重大で解決出来ていなかった問題について、ものすごい気付きを頂くことが出来ました。
最大の謎は、酒井定隆がどうやって「一直線」に房総半島横断が出来たのか?千葉一族にして美濃篠脇城主の東常縁につき従って上総・下総に下向した酒井定隆~云ってみれば彼は余所者な訳です~その余所者である彼が、勢力争い激しいこの地で滅びることなく房総の地を闊歩出来たのはなぜか?
家之子郎党などと云って、地縁血縁によって堅い結びつきを得ていた武士集団の中で、外来種ともいえる酒井定隆が上総・下総国境を跨ぐような形で東進できるようになるためには、そこで新たに強固な結びつきを得なければなりません。
そう、そこで「村田川文化圏」ともいうべき流域ネットワークとの強いきずなが浮上してくるのです。
下記画像は、酒井定隆が仕えた東常縁像と云われているものです。
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