多様性のコスト(3)
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの夏目です。
何ヶ月か前、財務省が公立小中学高に勤める先生の数を、今後10年間で四万人以上削減する計画を発表しました。これは少子化による生徒数減少に歩調を合わせたもので、一クラスあたりの生徒数レベルは現在と変更しなくてもよい、という考えを財務省が抱いていることを示しています。
他の先進国に比べクラスサイズが格段に大きいことを問題視してきた文科省は、この財務省方針に猛反対しているわけですが、おそらく財務省案に沿った形で政策は決定されていくことになるでしょう。
財務省の考えも理解できます。実際、クラスサイズを小さくしたところで学力が向上する見込みは薄いのです。世界の多くの国でクラスサイズと学力の関係を調査してきましたが、この両者に明らかな相関関係を見いだすことができた研究は皆無です。であれば、昔ながらのクラスサイズを維持することに問題はないはずです。
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