「味来を切り拓く」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
みなさん、こんにちは。
つい昨日、今春大学四年生となった教え子から、
さる大企業より内々定を頂いたという連絡を受けました。
教え子の成長を我が事のように喜べるというのは、
やはり教師という仕事をしていて最大のご褒美なのではないかと思います。
彼とは、昨年の暮れから何度も語り合いを重ねてきました。
あるときは、「ドナウ川の水深」の問題で柔軟性と俊敏性を探ったり、
あるいは「猿とバナナ」の問題で人材育成や人事管理の素質を探ったり、
また世界各地の政治・経済・エネルギー問題・食料問題や、
宗教観や民族性の違いなどを論じ合ったりもしました。
もちろん、人生を左右する「就活」に全力投球の若者ですから、
彼からの質問も深く高く鋭いものが山ほどあります。
それに即応できるようにと、私もたくさん②学問させてもらいました。
彼のお陰で私もまた大いに成長できたような気がします。
彼は、これから世界を相手に、
エネルギーや資源の獲得・循環といった舞台に人生を投じていきます。
留学先でさらにカレッジにも通い、海外滞在中にダブルスクールで学問を修めつつ、
交流の輪を広げ内外の人々と友好を深めて、しなやかにたくましく成長してきた若者です。
創業と守成、いずれにも才を発揮するものと信じてやみません。
さあみなさん、みなさんはどんな世界に躍り出てみますか?
私は、日本人の平均寿命の折り返し地点に差し掛かりましたが、
みなさんにはどんな富豪ですら手に入れることのできない「時間」を味方につけています。
みなさんの成長ぶりが毎日の楽しみで進路指導にも全力投球な今日この頃です。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本