ゼロキャンパス ブログ

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  1. 今回は物理!「交流回路」と「電磁波」は意外と身近なもの。

    こんにちは!
    通信制高校一ツ葉高校ゼロキャンパスの山本です。

    台風通過のあとは過ごしやすい気候になりましたね。
    朝晩は少し肌寒いくらいです。
    これからの季節は外に出て自然と触れ合うのもいいものです。(でも、たぶん家の中にいます)

    季節は変わっても、変わらず大学受験のためのオンライン授業は行っていますよ。
    最近行った物理の授業内容を少しだけ紹介しますね。

    今週の物理の授業では「交流回路」や「電磁波」について教えました。
    「交流回路」とは電流の向きが時間によって変化する回路で、身近なところでは家庭用の電源、いわゆるコンセントにつないで皆さん毎日使っていますよね。
    交流は東日本では50Hz、西日本では60Hzといった周波数になるというのを聞いたことがありますか?
    周波数とは電流の向きが1秒間に何回変わるかということなんですが、1秒間に50回や60回っていうのはすごく速くて、目で追うことはできないです。
    できてしまったら、蛍光灯の光やテレビの光でも目がちらついてしまって、うまくモノを見ることができなさそうです。。。

    ちなみに「交流(AC)」と対をなす「直流(DC)」は乾電池などから得られる電流です。
    電子機器を動かすときは直流の方が都合がいいので、コンセントにつないで電子機器を使うときには、多くの場合ACアダプタというものを使います。
    ACアダプタは、交流電流(AC)を直流電流(DC)にadapt(調節)してくれる機械ですよ。

    つづいて「電磁波」についてです。
    電磁波とは、電場と磁場がともに変動しながら空間を移動する波のことです。
    身近な例では、ラジオや電子レンジ、可視光線や紫外線、X線みたいなものがあります。
    もはや電磁波無しでは今の世の中では生きられないくらいに、皆さんの周りを今も電磁波が飛び交っています。
    波長が長い電磁波は回折しやすく、直線で結んだ場所でなくても受信しやすいです。
    例えば、ラジオの電波などは波長が長いので、発信源と受信先が山や建物などで多少さえぎられていても受信することができます。
    逆に波長が短い電磁波はエネルギーは強いのですが、より直線的に進むイメージです。
    X線や紫外線は強烈ですよね。

    最近、電磁波を実感した例としては、無線LANのルータから出ているWi-Fi電波のことが挙げられます。
    Wi-FiにつなぐときのSSIDの最後が「~a」となっているのは5.0GHz帯、「~g」となっているのは2.4GHz帯の電磁波を出しています。
    「~a」の方につなぐとファイルのダウンロード速度が速くて便利なのですが、ルータから少し離れた部屋ではなかなか届かないです。
    波長が短くて回折しにくいからですね。
    そんなときは「~g」の方につなぎ直してみる、ということを日常的にやっています。
    また、電磁レンジは「~g」の方の電磁波を阻害してしまうので、電子レンジを使うと「~g」の方が切れてしまい「~a」の方につなぎ直すということもよくやっています。
    無線LANのルータの位置はよく考えた方がいいですね。

    次回は国立大学の入試問題を解かせてみようと考えています。
    今のうちに難問に触れて自分が足らないところを見つけてほしいです。

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    一ツ葉高校ゼロキャンパス
    山本

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