通信制　一ツ葉高校　代々木キャンパスの塩野です。

先週末、子どもの学校で親子参加のイベントがありました。

一年に一回体育館で催される「一緒に体を動かそう！」的なイベントなのですが、
年々体が重くなるのを感じつつ……というのは置いておいて、
今年はクラス対抗のしっぽとりゲームでした。
しっぽとりゲーム、ご存知ですか？
二チームに分かれて、制限時間以内にお互いのおしりにつけたテープを求め
エンドレスに追いかけ続ける究極のサバイバルゲームです。

娘と同じチームになって、
いざとなりのクラスの女子チームとの対戦なのですが……
なんといいますか、お互い女子はみんなもじもじとしていてなかなか動かないのです。
ちょっと前に出たと思ったらすぐに後ろに引っ込んでしまって、まさに膠着状態。
他の親御さんたちも動かない。なんでや！
ということで、塩野は一人動いたわけです。
ずんずんと一人足を進め、それをきっかけに動き出した
隣のクラスの女子チームのお父さんの背後をついて
まずはしっぽを一本ゲット！楽しい！
続けて子どもたちを追いかける！
だけどわたしは大人なので追いかけるだけで
子どものしっぽは取らない！えらい！
という感じにひたすら自分をおとりにして駆け回っていたとき、
事件は起こりました。
足がもつれて盛大に右足から床に滑り込んでしまったのです。
正直、「膝の皿が割れたわこれ！」と思いました。そのくらいの痛さでした。
だがしかし、そこでも塩野は何事もなかったかのように立ちあがり
己のしっぽは最後まで死守することができました。
娘のクラスは見事勝利し、私は謎の達成感……だがしかし膝は痛い。泣きたい。
その後、二～三日はまともに歩くのも困難でした。
「体が年についていかない」――まさにこれですね。
普段から体を動かすことの重要性を実感しました。

みなさんはまだお若いので、
今からでも基礎体力をつけておくようにしてくださいね！

丑谷です。

健康診断書の提出をしてきた
Bさんは「体重のとこ、見ないでくださいー！」と、
用紙を裏返して持ってきましたよ。
「体重ばっか気にしてたら、身長が縮んでました。」とのこと。
いつも大人っぽいBさんが、
体重のことなんか気にするなんて、
高校生らしくてかわいいですね。

新学期が始まる前に、オープンキャンパスに出かけてきたBさん。
興味のあるところは全てまわって、彼女なりの結論が出たようです。
こちらは話を聞いて、気づいたことをアドバイスすることくらいしかできませんが、
自らの意志と力で未来を切り開いていこうとする姿を、頼もしく感じました。
人生これから。
どんな風にも生きていけます。
「まだまだ選択できる。」と思っているうちに、歳はとってしまうもの。
いつの間にか、しがらみやら何やらに絡めとられて、
身動きしにくくなっていくのです。
そのプロセスも味のあるものですが、
人生の入口に立っている高校生たちを、うらやましく思うことも多いのも事実。
毎日そんなフレッシュな人たちに囲まれて、こっちも若返る？
それとも、年々広がる差は如何ともしがたい？

今朝、登校してきたPさんに、
今週の数学の自習の進捗状況を聞くと、
かわいいリュックから、おもむろに分厚いチャートを取り出して、
「二重根号外しを友人に教えてもらって理解するのに、1時間かかりました。」
とのこと。
こういう朝のコミュニケーション一つとっても、
私の気分は「ルン♪」と上がるのです。

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