通信制 一ツ葉高校　立川キャンパスの山口です。

今朝は数学１の授業でしたが、もうレポートも終わっているということで、
普段とは違う特別授業をしました。
その中で、各自、苦手なことと得意なことに分けてそれぞれ書いてもらいました。

例えば、数学が得意な人、苦手な人、色々いると思います。
科目だけじゃなく、例えば人前で話すことが得意かどうかや
コミュニケーションをとるのが得意かどうか、
海外の人と話すのが好きかどうか、時間に正確かどうかなど
色々な分野を得意と不得意に分けてもらいました。

では、みなさんはその苦手だったり得意だったりすることと
今後どう向き合っていくことになるでしょうか？
苦手な数学とはもう一生関わりたくない
なんて思っている人もいるかもしれません。

私自身、高校生のころ、苦手だったことは、私はこれが苦手だから、
こういう人間だからと決めつけていて、その先も苦手なまま、
なるべく避けて生きていくものかと思いこんでいました。
ですが、実際には約１０年を経てそうではなかったと気付きました。

苦手だったことのほうが、今は向き合っていきたいと思っています。
苦手なことや大変な壁を避けて生きる人生にするか、
あえてその壁を乗り越えていく人生を生きるかは
ひとそれぞれで正解はどこにもありません。

ですが、若いときに感じている得意不得意や、好き嫌いは
長い人生の中から捉えると、変化していく一時的なものとなるのかもしれません。

授業では他にも、本当になりたい自分に気付く方法や
一般教養の数学に関する問題も解きました。
みなさんの将来に役立てば嬉しいです。

通信制 一ツ葉高校　立川キャンパス 山口