立川キャンパス ブログ

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  1. イタチに学ぶ自己肯定

    こんにちは、立川キャンパスの宇野です。

    私事ですが、最近新しい生命体を家族に招き入れました。
    食肉目イタチ科に属する哺乳類、その名もフェレット!
    日本での繁殖はごくごく少数。
    我が家のフェレット君ははるばるアメリカはニューヨークからやってきた
    インターナショナルボーイでございます。
    一日のうち20~22時間ほどを寝て過ごすという、
    現代日本人が憧れを禁じえない堕落っぷり。
    その代わり、起きている時間は一服盛られたのかという具合のお祭り騒ぎです。

    フ:ゴミ箱を漁って撒き散らす
    宇:嘆きながらゴミ箱を片付ける
    フ:飼い主が片付けをしている間に別のゴミ箱をあさって撒き散らす
    宇:半分白目で片付ける
    フ:消失
    宇:血眼で探す
    フ:洗濯かごの中で主人のワイシャツに小さい方の用便を完了させる
    宇:叫びながらワイシャツを洗う
    フ:飼い主のスリッパを噛みちぎる
    宇:OTL
    フ:そそくさ部屋の隅で大きい方の用便を完了させる

    まぁこんな具合ですね。
    フェレットは賢いらしく、トイレはもちろん芸まで覚えるそうですが、、
    我が家のフェレット君はニューヨーク出身だから、まだ日本語を覚えていないのでしょう。
    きっとそうに違いない。

    ここまでワルの限りを尽くすフェレットですが、彼を形容する言葉は
    「かわいい」
    の一言に付きます。
    ゴミ箱を何回撒き散らそうが、
    スリッパを何足駄目にされようが、
    家中全体がトイレと勘違いされようが、
    「かわいい」

    そしてふと思うのです。

    私は自己肯定感が低めでして、何か失敗すると大層落ち込みます。
    なんてイケナイやつなんだ。。
    そんな気持ちでいっぱいになります。
    私と同じように考えてしまう方、生徒の皆様の中にもいらっしゃるでしょうか?
    反省はとても大事です。
    これから同じ失敗を繰り返すことがないように、学ぶための反省であるならば。
    しかし、自分の価値を自らおとしめるまでの反省はよくありません。

    他者を愛するのと同じくらい、自分を愛してみましょう。
    他者に「すごいな」と思うのと同じくらい、自分も「すごい」と思ってみましょう。
    ゴミ箱撒き散らしながら用便し、
    スリッパを破壊しながら用便していてもかわいいのです。
    であれば、このワタクシ、なんて素晴らしい存在なのでしょうか!

    苦手なことがあっても
    失敗しても
    ちょっと悪いことをしてしまっても
    できないことがあっても
    周囲に迷惑をかけても
    ときに誰かを泣かせてしまっても
    だからといって自分という存在自体をおとしめてはいけません。
    確かに反省すべきことはあるかもしれない。
    直すべき行動はあるかもしれない。
    でも自分という存在の素晴らしさは疑いようもない。

    どんなに部屋を汚してもフェレットはかわいい存在。
    どんなに古文の活用を間違えても、生徒の皆さまは私の支え。大切な存在。
    存在すること、それ自体がマルなのです!

    と、いうことで今から家に帰って、我が家の台風のお世話をすることにします。
    今日はどんな問題を起こすのでしょうか。
    それすら愛しい宇野なのでした。

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