デジタル?アナログ?
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの丑谷です。
IT機器の発達に伴って、
学校や勉強を取り巻く環境が、
大きく変わってきていると感じています。
十数年前、私が大学生だった頃、
パソコンや携帯電話はまだ一般的ではなく、
レポートや論文などは、ワープロで書いていました。
高校だけでなく、大学の授業でも、
基本は、教科書と板書。
紙の教科書や資料集を読んで、
先生が黒板に書いたことを、紙のノートに写します。
色ペンを駆使し、先生がおっしゃっていることをメモしたり、
板書の内容を消されないうちに、大急ぎで書きとったり。
聞くところによると、現在では、
学生全員がパソコンやタブレット端末を持ち、
出席確認だけでなく、授業の予復習、毎回の授業のレジュメなども、
ネット上?という大学もあるらしい。
何だかスマートで、クラウドでどうにかしていて、
教科書や辞書などでパンパンのかばんを持ち運ばなくてよくて、
かっこいい感じがするのです。
もちろん、まだガラケーな私には、
その全貌は、はっきりとはわからないのですが。
図書館の本の匂い、
先生の声を聞きながらノートに落書きしたこと、
何度もめくった辞書の折り癖、
黒板に描かれた3次関数のグラフの曲線 。
デジタルではないそれらのことは、
今では、勉強の内容そのものよりも、私の心に残っています。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 丑谷