時事問題ー憲法改正②ー
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの瀬口です。
前回のブログの続きです。
進学コースの「時事問題」の授業で、憲法改正の授業を行いました。
憲法改正には現在非常に高いハードルが設けられています。
憲法96条にその規定があり、要約すると
①国会の両議院の総議員の3分の2以上の賛成で発議し、
②国民投票で過半数の賛成で改正となります。
日本国憲法が施行されてから60年以上たった今でも改正の発議すらされてない現状を
考えても高いハードルという事がわかります。
自民党案ではその96条のハードルを緩和し、
憲法改正の議論を活発化させようとしています。
メリットとしては60年以上たって、変化した日本にあう憲法を皆で検討しやすくなるという事が考えられます。
デメリットとしては憲法を政権の都合の良いように変えてしまう危険性があります。
この様なメリット・デメリットを踏まえた上で、
授業ではそれぞれの意見をまとめてもらいました。
時事問題で取り扱うテーマは社会科の内容が多くなります。
社会科が学校にある意味は「主権者教育」です。
簡単に言うと、政治に参加出来るだけの能力を身に付けるため社会科は存在しています。
しっかりと自分の意見を持てるように、頑張って学習していきましょう。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 瀬口