夏が勝負!英語でライバルに差をつける戦略的勉強
皆さん、こんにちは!
名古屋キャンパスの中原です。
いよいよ本格的な夏休みが始まりましたね。
受験生の皆さんにとっては、この夏が、これまでの努力を形にする「勝負の時」であり、同時に英語力を飛躍的に向上させる「最大のチャンス」でもあります。
でも…
「英語は苦手だから…」「何から手をつければいいのか分からない」そう感じている人もいるかもしれません。
しかし、焦る必要はありません!!
今回は、夏休みだからこそ取り組むべき英語学習のポイントを少し掘り下げてご紹介します。
1. 単語・文法は知識の土台

英語学習において、単語と文法は家を建てる際の「土台」です。
ここが揺らいでいると、どんなに応用問題を解いても安定しません。夏休みは、この土台を強固にする絶好の機会です。
単語・熟語:量を「質」に変える反復練習
ただ単語帳を眺めるだけでは、短期的な記憶に終わってしまいます。
「1日50個」と決めても、それを翌日、数日後、1週間後と繰り返し確認する仕組みを作りましょう!
単語を「見て終わり」ではなく、「声に出す」「耳で聞く(音声活用)」「例文で使われている文脈を理解する」といった多角的なアプローチで、血肉となる知識に変えていきます。
自分が苦手な単語だけを集めた「自分だけの単語帳」を作るのも効果的です。
英文法:曖昧さをなくす徹底理解
「なんとなく」で済ませていた文法事項はありませんか?
例えば、関係代名詞の使い分け、仮定法の時制、分詞構文など一つひとつの文法項目を「なぜそうなるのか」と納得するまで解説を読み込み、問題を解き、定着させましょう。
基本文法の参考書を「辞書のように使う」意識で、疑問が生じるたびに立ち返る習慣をつけることが大切です。
2. インプットの質を高める

英語のインプットは、単に英語に触れるだけでなく、その質を高めることが重要です。
夏休みは、このインプット量を劇的に増やし、質の高い学習を実践するチャンスです。
リスニング:音声知覚の壁を破る「聞き込み」
英語の音を正確に聞き取るためには、「音声知覚」のトレーニングが不可欠です。
ただ聞き流すだけでなく、スクリプトを見ずに聞き取るディクテーション(書き取り)や、音声のすぐ後を追って発音するシャドーイングを積極的に取り入れましょう。
これらは発音矯正にも繋がり、結果的にリスニング力向上に直結します。
長文読解:速さと正確性を両立する読み方
長文読解で最も重要なのは、「正確に読み取る力」と「速く読み進める力」の両立です。
最初は、一文一文の構造を意識した「精読」を心がけましょう。
主語・動詞・目的語などを把握し、複雑な構文でも意味が取れるように訓練します。
慣れてきたら、時間を測って問題を解く「速読」練習を重ねます。
読むスピードを上げるためには、普段からたくさんの英文に触れる「多読」も効果的です。
物語や興味のある分野の英語記事を読むことで、自然と読解スピードは上がっていきます。
3. 学習の戦略を立てる

自己管理能力こそが、受験を乗り切る上での大きな武器になります。
目標からの逆算計画:いつまでに、何を、どのレベルまで?
漠然と「勉強する」のではなく、「〇月〇日までにこの参考書を終える」「週に〇時間英語に充てる」といった具体的な目標を設定しましょう。
そして、志望校の過去問から逆算し、夏休み中にどの分野をどこまで仕上げるべきか明確にすることで、迷いなく学習を進められます。
学習時間の「質」を高める工夫
通信制高校の強みは、時間割に縛られず、自分の最も集中できる時間帯を学習に充てられることです。
集中力が高い午前中に主要な英語学習を組み込む、気分転換に英語のPodcastを聴くなど、時間の使い方を工夫しましょう。
定期的な振り返りと調整
計画は立てっぱなしにせず、1週間ごとなど定期的に進捗を確認し、必要に応じて計画を見直しましょう。
うまくいかない点は、どこに原因があるのかを分析し、改善策を考えます。
先生との連携を密に!
学習の進捗や疑問点は、積極的に担当の先生に相談しましょう。
客観的なアドバイスや、自分では気づかない弱点を見つけてもらえることもあります。通信制だからこそできる個別指導やサポートを最大限に活用してください。
夏休みは、長いようでいてあっという間に過ぎ去ります。

この夏にどれだけ英語に時間を投資できるかで、秋以降の学習の余裕、そして入試本番での自信が大きく変わってきます。
体調管理にも十分気をつけながら、計画的に、そして前向きに、英語学習に取り組んでください。
皆さんの夏休みの頑張りを、スタッフ一同、心から応援しています!
通信制高校