書道Ⅰ
通信制高校 一ツ葉高校 熊本キャンパスの中田です。
今日は第5回目のレポート締切日でしたが、書道Ⅰの作品に取り組んでいる生徒の姿も見られました。
今回の作品のテーマは「隷書」です。
「隷書」は中国の秦の時代に直線を主体とした実用書体として登場したそうです。そして漢の時代には普及発展して標準書体となり、八分(はっぷん)と呼ばれる典型的な隷書が生まれました。
現代では日常の書写に隷書が使われることはありませんが、その装飾性を生かして新聞や書籍の題字や、表札、看板などに用いられています。
実際にこういう自体のことを「隷書」というものであることを知らなかった人が多いのではないでしょうか?特徴としては、水平で扁平な字体です。熊本キャンパスの生徒の作品の中で、特に良くできていると感じた作品を紹介しますね。
どちらも「隷書」の特徴をよくとらえることができており、良い仕上がりだと思います。もちろん、ほかの生徒も上手に書けていましたよ。
書道の作品に取り組んでいる姿を見ていて、みんな前回よりも楽しそうに書いているな~と感じました。墨の臭いや、筆を使って書くことの楽しさを感じてくれたのでしょうね。
レポート・作品、どちらも完成して良かったですね。
通信制高校 一ツ葉高校 熊本キャンパス 中田