小倉キャンパス ブログ

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  1. 現代国語が得意な人に限って

    通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパスです。

     

    こんにちは。小倉キャンパスの木村です。

     

    生徒を見てきて最近気づいたことがあります

     

    現代国語が得意で英語の長文問題の点数が思うように取れていない人は、英語を国語のようにして読んでいるのではないでしょうか。

     

    国語の文章を読むときは、飛ばし読み、斜め読みをしてもその文章が何を言いたいのか、ポイントがどこにあるのか不思議なほどに浮き出て見えます。

    そういう人は文章を読み取る自信を持っているので、英語の長文でも同じような読み方をします。もちろん、英語のネイティブはそれができます。

     

     

    しかしながら、模試でなんとなく解けていたはずの英語リーディングの結果は、思うように点数が取れていないことが。

    現代国語が得意な人は文字面を見ただけで想像力を働かせ文脈をおさえられるはずです。
    幼いころより接してきた日本語だからそれができるのです。

    英語は別物で、言うまでもなく文化も背景も違う言語、文章の構成が日本語とは全く異なります。

    例えば、
    日本語では
    「そこには誰もいなかった。」 (修飾語⇒主語⇒動詞)
    と言い、(誰かが)いたかどうかを最後にハッキリさせます。
    一方英語では、
    ”No one was there.”(誰もいなかった、そこには。) (主語⇒動詞⇒修飾語)
    と一番言いたいことを先に言って、どうでもよい修飾語(副詞)は最後に持ってきます。

     

    現代国語が得意な人に限って、地道な語彙や文法より「長文の速読法」などテクニック重視の勉強をしようとします。
    でも、国語でも一つ一つの漢字から覚えて今があるように、英語も単語・熟語の意味、文章構成を判断する文法をわからずして意味が取れるはずはないのです。

    特に共通テストの長文問題は意地悪で、本文と設問とで言い方を変えたり、たった一語を読み落とすだけで間違った選択肢を選ばせるように出来ています。

     

    「自分は文章を読むのが得意」というプライドはいったん横に置いておいて、単語、文法など基礎的情報をより多くインプットしながら、一文ずつ確実に意味を取ることからやってみませんか。そうすれば、元々文章を読むのは得意なのですから、英語長文でも文脈で内容がとらえられるようになり、正答率が上がるはずです。

    『急がば回れ』です。

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    ☆ブログ作成者☆

    名前:木村

    担当教科:英語

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    大切なもの:愛するペットたち

     

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