通信制 一ツ葉高校　小倉キャンパスです。

こんにちは、小倉キャンパスの木村です。

私の英語の授業で毎回単語のチェックをしていることは以前お話ししましたが、先日、“clerk”(クラーク)という単語を見た生徒が「クラーク博士っていうよね。『博士』のこと？」と自問自答をしていました。
それを聞いた瞬間、なんて良いことを言ってくれるんだろうと思いました。
ことばを覚える時、発想力や連想力が非常に大事です。我々は赤ちゃんの時聞いたこともないことば、いや音を一生懸命にこじつけて覚えてきました。

記憶力を高める方法として連想記憶術というのを耳にします。何かを覚える時、ただそれを頭に詰め込むのではなく、イメージやストーリーにひも付けて連想するようにして覚えると記憶がより定着するというものです。

先ほどの生徒は、“clerk”ということばから有名な“Boys, be ambitious!”「少年よ大志をいだけ」という名言を残したクラーク博士を連想したようです。

この連想が大切で、あとは“clerk”が実際の意味「店員」に結びつけば成功です。

ならば、”clerk”を覚える時、頭の中に制服を着たクラーク博士（らしき人）を登場させ、

『クラーク博士は店員』と覚えるのはどうでしょうか。
「クラーク、店員」「クラーク、店員」と従来通り繰り返して覚えるより、
「クラーク博士は店員」の方がより印象深く記憶に残るのではないでしょうか。

あくまでもこのクラーク博士の例はその生徒に有効なイメージで、連想をしなくても覚えられるのなら必要ありません。

かくいう私も学生時代はそんな連想や語呂合わせは覚えることが余計に増えて邪道だと思っていました。
でも、その後覚えないといけない英単語も増えて簡単に覚えることが困難になりこの方法を試してみました。
今ではなぜもっと早くやらなかったのかと後悔するほどです。

ちなみに、私が暗記のために使った連想は、
“hoax”(ホークス) 意味:でっちあげ
⇒「ホークスはでっちあげ」（いわずもがな福岡〇〇〇〇〇〇ホークスをイメージ）

“peddle”(ぺドル) 意味:売り歩く
⇒「ペダルをこいで売り歩く」（自転車で行商するイメージ）
などなど。

みなさん、なかなか覚えられない単語や熟語でなにか連想できるものがあれば、ぜひ試してみてください。

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☆ブログ作成者☆
名前：　木村

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