勉強するときに重要なのは質問すること
通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパスの江原です。
今回の熊本、大分の地震で被災された方々、お見舞い申し上げます。一日も早い地震の収束と復興、みなさまのご無事を心よりお祈りいたします。私にも出来ることを出来る範囲でですが、よく考え、おこなっていく所存です。
本日は勉強の仕方について私見を述べてみようと思います。この年齢になっても日々勉強する必要性を感じている立場として、是非、生徒の皆様にも知っておいてもらいたいことを書いてみます。
結論から書きますが、勉強するにあたって重要なことは、どれくらい質問できるかにかかっていると思います。質問できるということは、2つの意味で重要です。
1つは、自分の頭でしっかり考えているということです。自分の頭でしっかり考えるという行為は、とてもストレスのかかることでもありますが、筋トレするときに筋肉に負荷をかけるように、勉強するときも脳に負荷をかける必要があるのだと思います。
2つめは、頭の中を整理するということです。質問をするためには頭の中が整理できていなくてはできません。なので、できれば質問は、何がどう分からないのかという質問をするのが良いと思います。よく、「何が分からないのか分からない」という人がいますが、これは、自分の頭で何も考えていない、頭の中が整理できていないということを意味します。多少なり考えたのであれば、ここまでは分かるけどここからが分からないという感じの言い方になるのではないでしょうか。
質問の重要さが多少は分かっていただけたでしょうか?お前の言うことなんか説得力がないんだよ!という厳しいことを言う方のために、著名人の名言をひとつ。
「もし自分が死にそうな状況になって、助かる方法を考えるのに1時間あるとしたら、最初の55分は、適切な質問を探すのに費やすだろう」アルベルト・アインシュタイン
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