春を告げるもの
通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパス 松本です。
こんにちは。まだまだ暖かい小倉です。
春季講座が始まりました。10時から、小テスト・予習の時間ではありますが、生徒の皆さんに読んでほしいと思い、天声人語や社説のプリントアウトを始めました。興味のないことかもしれませんが、季節や世間の流れを感じるためには、とても大事だと思います。休憩時間も利用しながら、読んでくださいね。
今日の天声人語には、春告げ鳥=ウグイスをきっかけに、昆虫や鳥の及ぼす経済効果や生態系の豊かさが紹介されると同時に、人類の影響によって1日100種の動植物が消滅していることが書かれていました。
人類が生態系の恩恵を受けると同時に破壊しているということを、もっと考えていく必要があるのかもしれませんね。
さて、菊先生のブログをご覧になっていただければわかるかと思いますが、2月の絵葉書には菅原道真と梅が取り上げられていました。なぜでしょうか?ちょっと連想してみましょう。
菅原道真は、梅の花を大変好んでおり、梅に関する歌も残しています(東風吹かば…)。梅の匂いは空気によって伝わるそうです(にほひおこせよ、はここに影響しているかもですね。)ちなみに、平安時代の花見と言えば、桜ではなく梅だったそうです。そして2月の立春が過ぎると、季節は春を迎えます(春なわすれそ、の部分に影響しているかも)。そんな意図があって2月に梅と菅原道真だったんでしょうか。
もう一つ連想すると。梅とウグイスのセットで花札が浮かびました。(2月は梅です)。またいつかやりたいなぁ…。
春を告げる気候現象は雷ですね(「春雷」)。春の雷で虫が起きる、という理由で「虫出しの雷」とも言われます(啓蟄とも関係しているのかもしれませんね)。ちなみに、学問の神様で有名な菅原道真ですが、実は雷の神様でもあります。興味のある生徒のみなさんは、ぜひ調べてみてくださいね。
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