曹操のニックネーム
通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパス 松本です。
インフルエンザが流行っていると以前のブログで書いていました。一般コースのFくんが、久しぶりにインフルエンザから復帰しました。久しぶりに出会えてうれしかったです。もう風邪ひかないでね!
授業での数学は三角関数、国語総合は漢文と、かなり難しい単元に入っていましたが、なんとかがんばっていました。
漢文では、中国の三国時代の話が取り上げられていましたね。前回からの授業から登場していた、曹操(後に魏を建国します。『魏志倭人伝』に書かれている卑弥呼が使いを送った、曹叡のおじいちゃんです)ですが、「治世の能臣、乱世の奸雄(平和な世の中であれば有能な臣下、戦乱の時代であれば手段を選ばない危険な人)」と人物評価を受けたそうです。今で言うニックネームですが、後漢時代には人物評価が就職に関して重要な意味を持っていたそうです。普通(?)の人であれば「乱世の奸雄」と言われたら怒ってしまいそうですが、曹操はその言葉を受けて「自分はどんな時代でも通じるのだ!」と納得した(大笑いした)そうです。
人から言葉を受けとるとき、自分の価値観であったりそのときの精神状況が影響したりしますよね。私自身、まっすぐに言葉を受けとる割に、ひねくれた言葉で返してしまうので、困った状況をよく作ってしまいます。気をつけないとなぁと自覚はしつつ、なかなかうまくはいきません…。
小倉キャンパスでは、様々な言葉のやりとりが毎日生まれています。その一つ一つの言葉で、喜んだり悲しんだり、困ったり…といろいろですね。ですが、言葉のやりとりを通じてわかることもたくさんあると思います。
ぜひ、生徒のみなさんも遠慮をせずに、いろいろな言葉の交流をしてみてください。
明日はいよいよセンター試験!受験する生徒のみなさんは、ちょっと早めに寝て、ちょっと早めに出発してくださいね。応援しています!
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