宮沢賢治の世界
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 井上です。
皆さんこんにちは。
今日城戸先生の現代文の授業で、宮沢賢治の永訣の朝という詩が取り上げられていました。宮沢賢治の世界観を味わうために、城戸先生が「なめとこ山の熊」という作品の映像を生徒にみせていました。私も一緒にみたのですが、なんともよくつかめないというか、ぽわっとした印象というか、悲しいのかなんなのか、よくわからない感じでした。あらすじ載せます。
「なめとこ山の小十郎という熊撃ちの名人がいた。小十郎は、熊を撃ちまくったが、本当は熊に申し訳ない気持ちでいっぱいであった。ある日、熊に出会い、鉄砲を構えた。鉄砲をつきつけられた熊は、小十郎に自分が殺されなければいけない理由を尋ねた。小十郎は、最後には安く買い叩かれてしまう熊の末路を教え、気の毒に思っていることを告げた。すると熊は、二年間し残した仕事を済ませたら、二年目に小十郎の家の前で死んでいてやると言いそれを聞くと切なくなって、見逃してやった。二年後、熊は小十郎の家にやって来て、約束どおり死んでしまった。小十郎は母に嫌になったと弱音をはいた。それから猟を始めた。するとまもなく不意打ちで熊が現れ、小十郎は撃ち損じて熊に襲われてしまった。小十郎は青い火を見て死を悟り、熊どもゆるせと心でつぶやいた。三日後、小十郎のために数多くの熊が集い、弔いが行われている場面で物語が終わる」
みなさんわかりました?なーんか不思議な世界観です。
城戸先生がおっしゃっていましたが、宮沢賢治は、宇宙は死と通じるという考えを持っていたようです。宮沢賢治は有名な作品がたくさんあります。時間ある人は読んでみてください。わからないけどなんかよいというのが宮沢賢治の作品の良さかもしれないですね。
およっ!!現代文終わりに一人カメラ目線のI君が。今日もカッコいいな^-^
一ツ葉高校 福岡キャンパス 井上