鰻パワーで暑い夏を乗り切ろう
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 城戸です。
こんにちは、今日も気温は35度!外にはいられません。
昨日は文化祭実行委員会会議が行われたのでたくさんの生徒が登校してきました。
久ぶり?なのでみんなの話しも盛り上がります。その中で話題となったのが「う・な・ぎ」そう鰻です。昨日は土用丑の日でしたね。なんで丑なの?という疑問が出ていたので
その由来について紹介したいと思います。たぶん皆の頭の中では「土曜の牛」に変換されているのかもかもしれません。
「土用」というのは四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前、約18日の期間のことで、
「丑の日」とは、十二支の「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、兎(う)・・・」の丑のことです。
そうやって数えると土用の丑の日は7/29日になります。
それではどうして土用の丑の日に鰻を食べる習慣が出来たのでしょうか?一番有名なものを紹介したいと思います。
江戸時代に平賀源内という学者さんがいました。エレキテルを発明したことで有名な人です。その源内にうなぎ屋さんがうなぎが売れないで困っていると相談しました。
この時の、「“本日丑の日”という張り紙を店に貼る」という平賀源内の発案が功を奏し、うなぎ屋は大繁盛になったのです。ちなみに、これがヒットした背景に、当時は、「丑の日にちなんで、“う”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」という風習があったそうです。
これを他のうなぎ屋もこぞって真似するようになり、次第に「土用丑の日はうなぎの日」という風習が定着したとされています。
今や日本鰻は絶滅の危機にさらされています。鰻の生態は未だ解明されていない点が多く
おいしい鰻がこれからも長く食べることが出来るよう、早く解明してほしいです。
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 城戸