通信制　一ツ葉高校　千葉キャンパスの松下です。

11月も中旬に入り、すっかり寒くなってきました。
最低気温が一桁になってきて、季節はますます冬に向かっている雰囲気です。

寒くなってきたこともあり、風邪をひく人が増えてきたような気がします。
電車に乗っていると、マスクを付けている人をよく見るようになりました。
これからの時期、風邪だけではなく、いろいろな感染症が流行しますよね。

今年度大学を受験する生徒に今朝、
インフルエンザの予防を受けたか聞いてみると、まだ受けていないということでした。
予防接種は受けてすぐに効果が出るものではないので、
受験生に限らず、受ける必要があるのなら、なるべく早く受けた方が良いですよ！

また、その生徒は、インフルエンザ以外にもノロウイルスの心配をしていました。
これも、寒くて乾燥した季節に流行りますよね。
しかも、インフルと違って予防接種がないので、個人個人で防衛するしか手段がありません。
かかった人によると、かなり辛いらしいです。
でも、ノロウイルスのワクチン、実は開発中らしいのです。
これが実用化されれば、ひとつ安心材料ができますね。

ワクチンは感染症を防ぐうえで確かに非常に友好的な手段ですが、
やはり、基本は手洗いとうがいです。
そして、人間に備わっている病気に対する抵抗力を落とさないこと。
よく言われますが、これは栄養をしっかりとることと、睡眠が何より大事です。

ところで今日、科学と人間生活の授業で、繊維の話をしました。洋服の材料ですね。
現代では、さまざまな種類の繊維が利用されていますが、
大きく分けて天然繊維と化学繊維があります。

化学繊維で代表的なものといえば、ポリエステル！
これからの季節には欠かせない、フリースの素材ですね。
安価で軽く、保温性が高いという長所がありますが、
燃えやすいことと、洗濯によって毛玉ができやすいという難点があります。

次に、天然繊維。一番身近なのは、綿ではないでしょうか。
ワタという植物の種子から取れる繊維で、
肌触りが良いため肌着などによく使われます。
短所は、縮みやすいこと、シワになりやすいことですね。

そして天然繊維でこれからの寒い時期にお世話になるのは、ウールでしょう。
ウールは羊の毛です。空気をたくさん含む性質があるので、とても暖かいです。
ただ、洗濯をするときには洗剤の種類に気をつけてましょう。
アルカリ性の洗剤を使うと、ウールの成分であるたんぱく質を溶かしてしまいます。
洗濯をする機会があれば、ちょっと気にかけてみてくださいね。

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