オダ作り
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 夏目です。
先週の火曜日に、三年生の生徒数人と稲刈りを行いました。
泥まみれになりながら、生徒は頑張って働いてくれました。
今回と次回のブログは、この稲刈りの前後にあった出来事をお話ししたいと思います。
稲穂から白米になるまでには、以下の過程を経ることになります。
1)オダ組み
2)稲の切り取り
3)紐で稲を束ねる
4)オダを使った稲の天日干し
5)脱穀
6)ゴミ除け
7)籾摺り
8)精米
オダというのは、竹を組んで作った「物干し」用の建造物です。
(各地方で呼ばれ方は異なるようですが、このあたりではオダと呼ばれることが多いようです)
生徒が担当したした仕事は1)から4)までです。
5)から8)の過程は人力でも可能ではありますが、あまりにも時間がかかるため機械で
行う予定です。生徒たちは半分ぐらいの作業を体験したことになります。
もちろん、本格的に有機農業をしている人たちから見れば、
生徒たちの仕事ぶりは「おママごと」と感じられるかもしれませんが、
「竹を組んで、紐で縛る」「藁を鎌で切る」「藁をひもで結ぶ」という作業は
なかなか体験する機会がありません。貴重な経験になったのではないかと思います。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 夏目