サラエボ1992-1995 (2)
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの石野です。
サラエボで1992年~1995年に何があったのか。
生徒の皆さんが生まれる前のことなので、よく分らないかもしれませんね。
1989年にベルリンの壁が崩壊し、
東ヨーロッパの共産政権が次々に倒れ、
その年の末には冷戦終結宣言が出されます。
ソ連が崩壊してからは、
各地に民主主義を標榜する政権が次々と建てられることになりました。
しかし、独裁者が消えたら全てがうまくいくというのは夢物語。
混乱した経済を立て直すことができなかった各国では民族主義が台頭します。
とりわけ顕著だったのが旧ユーゴスラビアでした。
ユーゴスラビアというのは「南スラブ人の国」という意味。
しかし、この「南スラブ人」は様々なアイデンティティを持っていました。
宗教はセルビア正教、カトリック、イスラームと多様。
言葉も似ているとはいえ別々。様々な歴史的な因縁も抱えています。
それを一つにまとめていたのが、共産主義という思想や
チトーという強力なカリスマでした。
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