外国語を学習するということ(3)
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの夏目です。
外国語を学ぶということは、その国の住む人々に息づいている「哲学」を必然的に学ぶことでもあります。前回のブログで述べたように、英語を学ぶ際には言葉の順番に敏感になります。そして日本語では省略しがちな主語を意識するようになります。主語に敏感になることは、西洋式の個人主義を吸収することと同義です。そして、言葉の順番に敏感になることは、西洋式の論理性に触れることと同じことになります。
外国語には、その外国語を成立させている論理や倫理が内在しています。従って、外国語を学ぶということは、その論理や倫理を(無意識にせよ)吸収していることになります。外国語の学習が進み、外国語の持つ論理倫理が体内に蓄積していくと、人格に変化が生じます。
日英のバイリンガルで、日本語で話しているときは穏やかだけれども、英語で話しているときは攻撃的になる人が大勢居ます。これは、日本語で話しているときは日本語の論理倫理に従っているが、英語で話しているときは英語の持つ論理倫理に従っているためです。つまりバイリンガルに成るということは、二重人格化することでもあります。
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