「その時歴史は動いたのかも…線から面へ…6」

2015年12月21日

通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。

酒井氏東進の終点｢東金城｣にまつわる郷土史研究の末席に勝手に加えさせて頂いてから程なく遠山景一先生の一言に「推定・旧中野城(市東城＆光徳寺)」解明の着想を得て、ここに至るまで１７年が経ちました。

いやあ、郷土史研究って面白いですね。いったいどれ位の人がこの酒井氏東進の謎や中野城の比定に関心を持ってくれるでしょう。恐らく、ごくわずかに違いありません。また、解明できたところで日本史という枠の中では、何ら影響のないことでしょう。

しかし、ある時代、そこに生活し、一生懸命生きた命が存在する訳です。そして、彼らが時という糸を紡いできてくれたから、現代が現代の形で存在しているのです。

誰か一人でも欠けたら、今の通りの現在は存在し得なかったのではないでしょうか？そんなロマンに駆り立てられながら、一人歴史の隅っこをつついてほぼ四半世紀。おじさんの旅はまだまだ続きます。下記画像は、余湖さんHPからの市東城(光徳寺）の鳥瞰図です。

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