学ぶこと、そして遠くに住む友達(1)
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの夏目です。
論語はこの文章から始まります。
「子曰く、学びて時に之を習う。亦説(よろこ)ばしからずや。朋有り(ともあり)、遠方より来る。亦楽しからずや」
このあまりにも有名な文章は、通常下記のように訳されます。
「学問をして(その学んだことを)常に反復練習する。(そうすると理解が深まって身についてくる)nなんとうれしいことではないか。(こうして学問に励んでいると)自分と同じく学問に志す友人が、(近い所はもちろん)遠方からもやってくるようになる。(そうして学問について語り合う)なんと楽しいことではないか」
私は今までこの文章が理解できませんでした。まず第一に、「学びて時に之を習う」(つまり学習のこと)は、実感として私にとって「喜ばしい」ものではありません。(今も勉強は楽しくありません)ですから、「学習はなんて楽しいんだ!」と言われても、全くピンときません。
第二に、学習の「楽しみ」と、友達が遊びに来たことで生じる「楽しみ」との間に論理的な繋がりがあるように思えません。上記訳では、相当な意訳を積み重ねてなんとか辻褄を合わせていますが、普通に読む限り「勉強をすれば友人関係も楽しくなる」と解釈することには無理があります。
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