3月25日は何の日?(3)
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの石野です。
(続きです)
明治政府は近代化・中央集権化を進めるために通信網の整備を進めます。
東京・横浜から始まって、大阪と神戸、さらには四国、九州、北海道などへは
海底ケーブルなども設置していき日本全国に電報が届くようになりました。
さらには長崎とウラジオストックのあいだに引かれた海底ケーブルを経由して、
世界各地との通信も可能になります。
その整った通信網の象徴となるのが、電信中央局の開設でした。
銀座木挽町にできた中央局から全国へ電報が送られ、
その返信が速やかに送り返されます。
さらには、海外の上海からも祝電が届いたようです。
同じ日に開局祝賀会が虎ノ門の工部大学校の講堂で開催されました。
伊藤博文の指示で式場を明るく照らしたのが、電灯だったのです。
いまはLED照明が夜の街を明るく照らしています。
でも、当時の日本人にとっては、江戸時代までの行灯はもちろん、
文明開化の象徴とされたガス灯よりもさらに明るい光が式場を照らしたわけですから、
きっと大いに驚いたことでしょうね。
この記念日が制定されたのは1927年のことだそうです。
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