千葉キャンパス ブログ

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  1. 「その時歴史は動いたのかも…犬の門とブーメラン(後編)」

    通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。

    (つづき)

    霊王が場内から呼びかけます。
    「晏子よ。そなたは小柄な体に大きな徳を備えたご仁と聞く。ささ、その門から入られよ。」
    凍りつく一行。晏嬰はその全身から朗々と声を発して応えます。

    「楚王よ、これは見るからに犬の門。人が使うべき門ではありませぬ。
    もし、楚の国が犬の特使を迎え入れる犬の国なら、喜んで参りましょう。」

    もし晏嬰をくぐらせれば晏嬰らは犬の国の特使となり、
    それを迎え入れる楚も犬の国ということになります。
    霊王は、苦虫をつぶしたような顔で叫びました。
    「わが国も、斉の国もともに人の国である!人の門から入られよっ!」

    さあ、霊王も悪戯が過ぎましたが、ここまで速やかにそして鮮やかにではなくても、
    人を貶めるようなことをすると、必ずそれが自分に突き刺さるように帰って来るというのは、
    紀元前何千年も前からの理のようです。

    みんなに優しくしないなあと考える今日この頃です。

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    通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本

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