「ちょっとちょっとちょっと」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
みなさん、こんにちは。
今日は、世界に目を向けてみたいと思います。
最近ニュースを賑わしている西沙(パラセル)群島をめぐる中越(ベトナム)の対立と、
政治的・経済的混乱が気になる今日このごろです。
領有権をめぐる問題については、触れませんよ。
皆さんがインターネットを調べるなどしたうえで、ぜひ自分の脳みそを活用して考えてください。
さて、つい今朝がたのニュースで
「中国がベトナムとの交流停止を表明」というフレーズが飛び込んできました。
大国や強国といわれる国々がこの手を使うのを度々目にします。
これがどうも子供じみて見えてしまって仕方がないのです。
「お前とは絶好だぞ、仲直りしたければお前から謝ってこいよ」的な、ね?
古代中国においては、敵の城を包囲してにっちもさっちもいかなくさせた上で、
敵が音を上げるのを待ち、最後に城門の前まで出てこさせて降伏を宣言させることを
「城下の盟い」といい、最も屈辱的なこととされました。
時として力のあるものは、屈辱的なことをさらりと押し付けていたりします。
国レベルでも個人レベルでも、相手を尊重し奢り高ぶることなく、
己を律していきたいと思う今日この頃です。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本