【代々木キャンパスでの入試対策】推薦入試の動向と今からできる進路準備について

2025年10月20日

次回オープンスクールは
11月15日(土)13:30～
皆様のご参加お待ちしております(^▽^)/

こんにちは。代々木キャンパスの鹿山です。

10月も中旬に入り、全国の多くの大学で
総合型選抜（旧AO入試）の出願が終わり、
11月の合格発表を待っているという時期に
差しかかりました。
既に面接や書類審査を終えた生徒の皆さん、
お疲れ様でした。

さて、近年の大学入試では、
総合型選抜や学校推薦型選抜といった
「推薦入試」を利用して進学を目指す生徒が
非常に増えてきています。
一ツ葉高校でも、こうした入試方式で
進学する生徒の割合は年々高くなっており、
進学手段の一つとして注目されています。

推薦入試には大きく分けて３つあります。

〇総合型選抜（旧AO入試）〇

生徒の個性や意欲、探究活動の成果などを
重視する入試。
書類や面接、小論文が主な評価対象です。

〇学校推薦型選抜（公募制・指定校制）〇

学校からの推薦を得て受験する入試。
公募制は広く募集されるのに対し、指定校制
は特定の高校に枠が割り当てられています。

推薦入試で合格を勝ち取るには、
「なぜこの大学で、この学部でなければ
ならないのか」
という明確で具体的な志望理由と、それを
裏付ける高校生活での実績が重要です。
単なる
「雰囲気が良さそうだから」「有名だから」
といった理由では不十分で、
「自分が将来何を学びたいか」
「どのような力を身につけ、それを将来的に
どう社会に還元しようと考えているか」
という軸を持つことが求められます。

そのためにも、
「総合的な探究の時間」などを活用し、
志望学科と関連するテーマで探究活動を
行っておくことは非常に重要です。
実際に面接や志望理由書の中で、自分の
探究活動と大学での学びがどうつながるのか
を説明できれば、説得力のあるアピールに
なります。

もちろん、こうした活動や実績は一朝一夕
でできるものではありません。
早い段階から進路を意識し、高校生活をどう
過ごすかがカギになります。
一ツ葉高校では、定期的な面談や個別相談を
通じて生徒一人ひとりの進路決定をサポート
しています。
漠然と「大学に行きたい」
と考えているだけではなく、
「どの大学で何を学びたいのか、そして将来
的には社会でどう活躍していきたいのか」
を一緒に掘り下げていきましょう。

ただし、
推薦入試だけに頼るのはリスクがあります。
推薦での合格が叶わなかった場合には、
一般入試での再挑戦が必要になるからです。
また、学力がない状態で大学進学すると、
進学後の講義についていくのに苦労する
可能性があります。
推薦と並行して、特に主要教科の学力を
身につけておくことは非常に重要です。
実際に昨年度、代々木キャンパスから早稲田
大学文学部に指定校推薦で合格した生徒も、
一般入試での合格が可能なほどの学力を
持っており、それに加えて興味のある分野で
の探究活動にも熱心に取り組んでいました。