立川キャンパス ブログ

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  1. 粉雪から学ぶ理由を説く

    こんにちは、立川キャンパスの宇野です。
    「こな~ゆき~ねぇ♪」
    粉雪が舞っております。
    心まで白く染め上げて欲しいものです。
    (何を言ってるのか分からない方は、こなゆきねぇ、で検索してみて下さい)

    立川キャンパスは、東京の平野部よりもやや山側に位置しているため、
    生徒たちは都心よりも雪の影響を強く受けます。
    本日も午後の授業は厳しそう。
    残念に思いながら、ふと窓の外を見る。
    結構積もってきてるなぁ。
    そういえば、1月に雪が降った時のこと。
    今と同じように私は授業前に窓の外を見ていました。
    すると、不思議なことに気付く。
    雪は屋根には積もるのに、アスファルトには積もらない。
    高さの違い?と思ってアスファルトと同じ高さにある土の地面を見てみる。
    積もってる。
    しっかり積もっている。
    さてはて、なんでアスファルトにだけ積もらないのでしょう。
    気になって生徒に聞いてみる。

    アスファルトというか、人や車が往来するから積もらないのではないか?
    ⇒人や車の通りがないところでも、アスファルトには雪が積もっていない
    ゆえに、偽なり。
    アスファルトは水はけがいいからではないか?
    車の熱がこもっているのではないか?
    ⇒それっぽい。しかし確たる証拠はない。
    そんなこんなディスカッションしていたら授業の時間。
    気持ちを切り替えた古文をはじめました。

    放課後、宇野が漢検対策の授業をしていると、
    「アスファルト~」
    「雪~」
    と聞いたことのあるフレーズが。
    なんと午前中にディスカッションしたテーマで、
    今度は数学の先生と生徒が、さらに高度な理論展開をしている!!
    宇野にはもはや理解が困難。
    しかし確実にそれっぽい。
    午前中よりさらにそれっぽい。

    「なんで?」は身近なところにたくさんある
    雪はなぜアスファルトに積もりにくいの?
    「寒い」と「冷たい」の違いは何?
    お雑煮の餅はどこで丸から四角に変化するの?
    地球上で一番長生きな生き物は何?
    これらすべては生徒との雑談から始まりディスカッションにまで転じたテーマ。

    「なんで古文なんか勉強しなければいけないの?」
    「数学なんて生きていく中で必要ない」
    確かに古文の助動詞を暗記することや、サイン・コサイン・タンジェントが、
    あなたを長生きさせるかといえば違うでしょう。
    しかし、人というのは他の多くの生命体とは異なり、
    ただ生き、種を残すために存在しているのではない。
    文化的に生きているのです。
    そして文化的に生きたいからこそ思考するのです。
    思考するためには思考の方法が必要。
    古文や数学は思考の方法となり、皆様の血肉となっていく。

    「なんでアスファルトに雪は積もりにくいのか?」
    このテーマにあらゆる思考方法を用いて「それっぽい解」を見出していったこと。
    それこそが授業の成果であり、
    文化的に生きるということなのだと信じてやまない今日この頃なのでした。

    書き手:宇野
    今週の課題:「セブチ」のメンバー全員の顔と名前を一致させること

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