スクールブログ

スクールブログ

  1. 通信制高校で学力以外に身につけたい力とは? ~高校卒業だけで終わらせない。一ツ葉高校が考える「社会で生きる力」~

    これまでのブログでは、
    ・ AI 時代に求められる「自己表現力」
    ・ 人前で話せない子どもが増えている理由
    ・不登校を経験した子どもが自信を取り戻すきっかけ
    についてご紹介してきました。

    今回は、高校選びをするうえで、多くの保護者の方にぜひ考えていただきたいことがあります。
    それは、「高校卒業のその先」についてです。


    卒業できれば、本当に安心でしょうか

     

    通信制高校へのお問い合わせで、保護者の方から最も多くいただく言葉があります。
    「高校だけは卒業してほしい。」
    もちろん、そのお気持ちはよく分かります。

    高校卒業は子どもたちにとって大きな節目です。
    しかし、私たちは保護者の方とお話しする中で、その言葉の奥にある本当の願いを感じています。
    「大学へ進学しても、自信を持って生活してほしい。」
    「社会に出ても、人との関わりに困らないでほしい。」
    「自分で考え、自分の力で人生を歩いていける人になってほしい。」
    本当に願っているのは、
    「卒業すること」ではなく、「卒業した後もしっかり自分で生きていけること」
    ではないでしょうか。中学生活、高校生活というのは人生の中で通過点に過ぎないのです。


    社会は「勉強ができる人」より「伝えられる人」を求める時代へ

     

    高校を卒業すると、
    大学へ進学する人もいれば、
    専門学校へ進学する人、
    就職する人もいます。

    どの進路を選んでも共通していることがあります。
    それは、「人と関わる場面が急激に増える」 ということです。
    大学では、
    グループワーク、
    プレゼンテーション、
    ゼミでのディスカッション。
    アルバイトでは、お客様との接客。
    就職活動では、面接で自分の考えを伝える力。

    そして社会人になれば、
    上司や同僚、取引先など、多くの人と協力しながら仕事を進めていくことになります。

    AI が発達した今でも、
    人と人との信頼関係は、人とのコミュニケーションの中でしか生まれません。
    だからこそ今、企業や大学でも、「何を知っているか」だけではなく、
    「どのように伝えられるか」「どのように接することができるのか」
    という力が重視されるようになっています。


    学力だけでは解決できない不安があります

     

    保護者の方から、こんなご相談を受けることがあります。
    「勉強はできるようになってきました。
    でも、人前で話すことはまだ苦手なんです。」
    「大学へ行っても友達ができるでしょうか。」
    「面接でちゃんと話せるでしょうか。」
    このような不安は、
    テストの点数だけでは解決できません。
    勉強ができても、人と話すことが怖い。
    自分の考えを言葉にできない。
    人前に立つことが苦手。
    そうした悩みを抱えたまま社会へ出ることを心配される保護者の方は少なくありません。

    だから私たちは、高校生活の中で、
    学力と同じくらい「人と関わる力」を育てることが大切だと考えています。


    一ツ葉高校が大切にしている「ソーシャルスキル」

     

    一ツ葉高校では、
    学力だけを身につける学校ではなく、卒業後の人生まで見据えた教育を目指しています。
    その中心にあるのが、国公立大学と共同研究した
    ソーシャルスキル科目 です。
    ソーシャルスキルとは、
    ・人とコミュニケーションを取る力
    ・自分の考えや気持ちを伝える力
    ・相手の話を理解し、受け止める力
    ・ 協力しながら物事を進める力
    ・ 自分で考え、一歩踏み出す力
    など、社会の中で自分らしく生きていくために必要な力です。

    これは教科書だけでは身につきません。
    実際に人と関わり、失敗したり、成功したり、
    少しずつ経験を積み重ねることで育っていく力です。


    私たちが見てきた子どもたち

     

    一ツ葉高校には、
    さまざまな理由で転入・編入してくる生徒がいます。
    最初は、
    先生とも目を合わせられなかった生徒。
    自分から挨拶ができなかった生徒。
    教室でほとんど声を出さなかった生徒。
    そんな生徒たちが、先生と話せるようになり、友達ができ、
    学校行事に参加し、大学へ進学し、
    社会へ羽ばたいていく姿を、私たちは数多く見てきました。

    子どもたちを変えたのは、
    「もっと頑張りなさい」
    という言葉ではありません。
    「先生、今日は話せました。」
    「友達と一緒にお昼ご飯を食べられました。」
    「みんなの前で発表できました。」
    そんな小さな成功体験の積み重ねです。
    私たち、一ツ葉高校は、この積み重ねこそが、
    子どもたちの自信につながり、卒業後も自分で考え、
    行動できる力の源になると考えています。


    だから私たちは「声」に着目しました

     

    では、どうすれば、子どもたちはもっと自然に自己表現を学べるのだろう。
    もっと楽しみながら、
    コミュニケーションを学べる方法はないだろう。
    そう考え続ける中で、
    私たちがたどり着いた答えが、「声」でした。

    声には、相手に思いを伝える力があります。
    人との距離を縮める力があります。
    そして、自分自身に自信を与えてくれる力があります。

    だから一ツ葉高校では、
    ソーシャルスキル教育をさらに発展させる新しい取り組みとして、
    2026 年 9 月、
    「伝わる声と表現コース」を開講します。

    このコースは、
    声優を目指すための講座ではありません。
    声を使って、
    自分を表現する力。
    人に伝える力。
    コミュニケーションを楽しむ力。
    そうした「社会で生きる力」を育てる、一ツ葉高校ならではの新しい学びです。


    なぜ講師が「声優」なのでしょうか?

     

    ここまで読んでくださった方の中には、
    「でも、どうして声優なの?」
    と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
    実は、声優という仕事には、
    相手の気持ちを理解する力。
    感情を表現する力。
    そして、「伝わる声」
    をつくるための技術が数多く詰まっています。

    だからこそ私たちは、
    この分野の第一線で活躍されている野島裕史さんを講師としてお迎えすることにしました。
    その理由については、
    次回のブログで詳しくご紹介します。

    「伝わる声と表現コース」の詳細はこちら
    2026 年 9 月開講予定の「伝わる声と表現コース」の詳細は、特設ページでご覧いただけます。
    ▶ 伝わる声と表現コース 特設ページ
    https://www.hitotsuba.ed.jp/course/option_course/voice/

     

    次回予告
    声優の仕事から学ぶコミュニケーション力
    ~野島裕史さんオンライン説明会開催決定!~
    「声優」という仕事から、子どもたちは何を学べるのでしょうか。
    次回は、声優・野島裕史さんだからこそ伝えられる「コミュニケーション力」と、一ツ葉高校が声コースに込め
    た思い、そしてオンライン説明会についてご紹介します。

自分のスタイルで成長できる一ツ葉高校へのお問い合わせはこちらから