不登校の子どもが自信を取り戻すきっかけとは ~「できた」の積み重ねが未来を変える~
前回のブログでは、「人前で話せない子が増えている理由」についてお伝えしました。
SNSやチャットの普及、対面でのコミュニケーション経験の減少、そして失敗を恐れる気持ちなど、さまざまな要因が重なり、
自分の考えを言葉にすることに苦手意識を持つ子どもたちが増えています。
その中でも、不登校を経験した子どもたちは、さらに大きな不安を抱えていることがあります。
今回は、不登校の子どもたちがどのように自信を取り戻していくのかについて考えてみたいと思います。
自信を失ってしまう理由
不登校になる理由は一人ひとり異なります。
しかし、多くの生徒に共通して見られるのが、
「自分はダメなんじゃないか」
という気持ちです。
学校に行けなかったこと。
友達と同じようにできなかったこと。
勉強が遅れてしまったこと。
さまざまな経験の中で、自信を失ってしまう生徒も少なくありません。
保護者の方も、
「まずは学校に行けるようになってほしい」
「人と関われるようになってほしい」
「友達とコミュニケーションがとれるようになってほしい」
と心配されることが多いのではないでしょうか。
自信は「頑張れ」では戻らない
自信を失った子どもに、
「もっと頑張りなさい」
「自信を持ちなさい」
と伝えても、すぐに変わるわけではありません。
なぜなら、自信とは言葉で与えられるものではなく、
経験によって育つものだからです。
小さな成功体験が自信をつくる
例えば、
・朝決まった時間に起きられた
・学校に登校できた
・先生と話せた
・友達に挨拶できた
・自分の意見を言えた
こうした小さな成功体験の積み重ねが、
「自分にもできるかもしれない」
という気持ちにつながります。
そして、その積み重ねが少しずつ自信へと変わっていきます。

「できること」から始めればいい
不登校を経験した子どもたちは、
できなかったことに目が向きがちです。
しかし本当に大切なのは、できないことを責めることではなく、
できることを増やしていくことです。
人前で話すことが苦手なら、まずは少人数から。
友達と話すことが不安なら、まずは先生との会話から。
一歩ずつ経験を重ねることで、子どもたちは確実に成長していきます。
一ツ葉高校が大切にしていること
一ツ葉高校では、学力の向上だけでなく、
・コミュニケーション力
・社会性
・自己表現力
・自信を持って行動する力
を育てることも大切にしています。
そのため、一ツ葉高校ではソーシャルスキル教育にも力を入れています。
人との関わり方や自分の気持ちの伝え方を学びながら、生徒たちが少しずつ自信を取り戻せる環境づくりを行っています。
「話してみよう」が未来を変える
実際に一ツ葉高校では、
入学当初はほとんど話せなかった生徒が、
友達と会話を楽しめるようになったり、
学校行事に参加できるようになったり、
大学進学を実現したりする姿を数多く見てきました。
最初から大きく変わる必要はありません。
大切なのは、
「やってみよう」
「話してみよう」
という小さな一歩です。
声を通して自信を育てる新しい学び
2026年9月、一ツ葉高校では新たに「伝わる声と表現コース」を開講します。
講師は声優として長年活躍されている野島裕史さんです。
このコースは声優を目指すためだけのものではありません。
声を通して、
・自分の気持ちを表現する
・人に伝える
・人前で話す自信を育てる
ことを目的としています。
一ツ葉高校のソーシャルスキル教育の中でも、「自己表現力」をより深く学ぶ機会として位置づけています。
そして体験するコースは、「楽しく学べるもの」でなければなりません。
「伝わる声と表現コースは」
野島先生が一人ひとりの生徒をみて、その生徒にあった楽しいトレーニングを考えています。
次回予告
声優を目指さなくても声のトレーニングが役立つ理由
「うちの子は声優を目指しているわけではないのですが……」
そんな保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
次回は、声優を目指していなくても、声のトレーニングが
どのように自己表現力やコミュニケーション力の向上につながるのかをご紹介します。
▶ 声コース特設ページ
https://www.hitotsuba.ed.jp/course/option_course/voice/
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