スクールブログ

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  1. 自分の声を知ろう! 人前で話せない子が増えている理由とは? ~コミュニケーションが苦手な子どもたちに今必要なこと~

    前回のブログでは、AI時代に求められる力として「自己表現力」の重要性についてお伝えしました。
    大学入試や就職活動、そして社会に出てからも、自分の考えや気持ちを相手に伝える力はますます重要になっています。

    しかし一方で、
    「うちの子は人前で話すのが苦手で……」
    「自分の意見をなかなか言えないんです」
    という声を保護者の方から伺うことも少なくありません。

    際に近年、多くの子どもたちが「話すこと」に苦手意識を持つようになっていると言われています。
    なぜそのような状況が生まれているのでしょうか。


    SNSやチャットが当たり前の時代

    今の子どもたちは、生まれたときからスマートフォンやインターネットが身近にある世代です。
    友人との連絡も、
    • LINE
    • SNS
    • メッセージアプリ
    などを利用することが増えました。

    文章やスタンプで気持ちを伝えることは得意でも、
    • 自分の言葉で話す
    • 相手の反応を見ながら会話する
    • 人前で意見を伝える
    という経験は以前より少なくなっていると言われています。実は隣同士で座っているにもかかわらず、会話はLine、なんてこともよくあります。

    もちろんSNSが悪いわけではありません。
    実際に、今の子どもたちはオンライン上で積極的にコミュニケーションを取っています。
    しかし、オンラインでのやり取りと対面でのコミュニケーションは異なります。

    メッセージであれば時間をかけて文章を考えることができますが、

    会話では相手の反応を見ながら、その場で自分の考えや気持ちを伝える必要があります。

    そのため、「文章ではやり取りできるけれど、人前で話すのは苦手」
    という子どもたちが増えているとも言われています。
    社会に出ると、面接やプレゼンテーション、グループ活動など、対面で自分の考えを伝える場面は少なくありません。

    だからこそ今、子どもたちには「話す経験」や「伝える経験」が以前にも増して重要になっているのです。


    AIが相談相手になる時代

    最近では、AIに悩みを相談したり、アドバイスを求めたりする人も増えています。
    実際に、仕事や勉強、人間関係の相談をAIにするという話題を耳にすることも珍しくなくなりました。

    AIは24時間いつでも利用でき、否定することもありません。そのため、気軽に相談できる相手として活用する人が増えています。
    しかし、AIとの対話と人とのコミュニケーションは大きく異なります。
    人との会話では、
    ・相手の表情を読み取る
    ・相手の気持ちを考える
    ・自分の考えを言葉で伝える
    ・時には意見の違いを受け止める
    といった力が求められます。

    これらは実際に人と関わる中でしか身につきません。
    今後、AIはさらに身近な存在になっていくでしょう。

    だからこそ、子どもたちにはAIを活用する力だけでなく、

    人と向き合い、自分の思いを伝え、相手を理解する力も必要になります。

    一ツ葉高校が大切にしているソーシャルスキルや今回新しく開講する「伝わる声と表現コース」も、まさにそうした力を育てるための学びです。


    間違えることを恐れる子どもたち 間違っちゃいけない!と思い込んでしまっている

    もう一つの理由は、「失敗したくない」という気持ちです。

    近年の子どもたちは、小さな頃から多くの情報に触れながら育っています。
    SNSや動画サイトでは、同世代の活躍や成功体験を見る機会も多く、自分と他人を比較しやすい環境にあります。
    そのため、
    • 間違えたくない
    • 恥をかきたくない
    • 周りからどう思われるか気になる
    と感じる子どもも少なくありません。

    特に人前で話す場面では、
    「うまく話せなかったらどうしよう」
    「変なことを言ってしまったらどうしよう」
    という不安から、声にすることをためらってしまうことがあります。

    しかし、本来コミュニケーションは最初から上手にできるものではありません。

    失敗しながら学び、少しずつ自信をつけていくものです。
    だからこそ子どもたちには、安心して挑戦できる環境や、「話してみよう」と思える経験が大切です。


    不登校を経験した子どもたちの場合

    不登校を経験した生徒の中には、
    • 人との関わりに不安がある
    • 自信を失っている
    • 自分の意見を言う機会が少なかった
    というケースもあります。

    しかし、それは決して能力の問題ではありません。
    話すことが苦手なのではなく、「安心して話せる環境や経験が不足している」
    だけの場合も多いのです。

    実際に、一ツ葉高校でも最初はほとんど話せなかった生徒が、少しずつ自信をつけて友人と会話を楽しめるようになったり、自分の意見を発表できるようになったりする姿を数多く見てきました。
    少しずつ会話をすることに慣れていき、そして大学進学を果たして社会に羽ばたいた卒業生も少なくありません。

    「話す力」は練習で身につく
    スポーツや勉強と同じように、
    コミュニケーション力や自己表現力も練習によって伸ばすことができます。
    大切なのは、
    • 否定されない環境
    • 安心して挑戦できる環境
    • 少しずつ成功体験を積める環境
    です。

    人前で話すことに自信がない子どもたちに必要なのは、
    「もっと頑張りなさい」
    ではなく、「安心して話してみようと思える環境」 なのかもしれません。


    一ツ葉高校のソーシャルスキル教育

    一ツ葉高校では、学力だけではなく、
    • コミュニケーション力
    • 社会性
    • 協調性
    • 自己表現力
    を育てることも大切な教育の一つと考えています。

    そのため、一ツ葉高校ではソーシャルスキル を重視しています。
    人との関わり方や自分の気持ちの伝え方を学びながら、生徒一人ひとりが自信を持って社会に羽ばたいていけるようサポートしています。

    声を通して「伝える力」を育てる

    そして2026年9月、一ツ葉高校では新たに 「伝わる声と表現コース」 を開講します。

    講師は声優として長年活躍されている 野島裕史さん。
    このコースは声優を目指すためだけのものではありません。

    声を使った表現を通して、
    • 自分の気持ちを伝える
    • 人前で話す自信をつける
    • コミュニケーション力を高める
    ことを目的としています。

    一ツ葉高校のソーシャルスキルの中の
    「自己表現力」をもっと深堀りしたものであり、より実践的に学ぶ機会として位置づけた新しいコースです。

    講師の野島先生より、コース紹介動画をいただいております!

     

    次回予告
    「声優を目指さなくても声のトレーニングが役立つ理由」
    「うちの子は声優を目指しているわけではないのですが……」
    そんな保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
    次回は、声優を目指していなくても「声を使ったトレーニング」が子どもたちの成長にどのような効果をもたらすのかをご紹介します。

    ▶ 声コース特設ページ
    https://www.hitotsuba.ed.jp/course/option_course/voice/
    ※第1回「なぜ今、自己表現力が必要なのか?」から続く認知獲得フェーズ第2回の記事です。

     

     

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