通信制　一ツ葉小倉キャンパス　伊豆丸です。

今日は二回目の倫理の授業がありました。

生徒たちに「自分にとっての幸福って何？」と問うと…

「DVDを観ている時！」や「散歩している時！」、「寝ている時！」と次々と答えてくれました。

そして、「先生の幸せって何ですか？」と問われたので…

「それは、生徒のみんなの希望進路が叶って、将来幸せになることばい！」と答えたると、シーンと冷たい風が小倉キャンパスを包みこんでしまいました…（汗）。

さて、そんなこともあり楽しく進行していった授業でしたが、「じゃあ、ずっと自分が幸せなことを続けていったらどうなると思う？」と問うと…

「DVDばっか観ても飽きる！」や「ずっと寝てばっかりだと暇になる！」と答えてくれました。

つまり、例え自分が幸せを感じる行為でも「幸せ」と感じるのは欲求が満たされた直後だけで、その後はその行為を続けても退屈になってしまうということです。

かと言って、欲求が満たされないと苦痛を感じますよね。

このことをショーペンハウアーは「人生とは一般には苦痛と退屈との間の振り子運動である。」と言いました。

これには生徒たちも「ショーペンハウアーさんはうまい事言うな～！」と感心していました☆

このように今日も楽しく学べた倫理でした！

ちなみに先生は「生徒のみんなの希望進路が叶って、将来幸せになること」という願いがずっと叶い続けても退屈を感じないのでよろしくね！（笑）

通信制　一ツ葉小倉キャンパス　伊豆丸