レポートは「攻め」の姿勢で!
通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパス 松本です。
こんにちは。
レポート提出日もせまり、にぎやかなキャンパスです。
世界史は中国史に入ってきました。
中国で歴史上初めて興った国は、「殷」、です(夏は伝説上と言われていますが、近年その存在が明らかになってきました)。「殷」から「周」に国が変わっていく流れを扱ったものに「封神演義」という物語があります。
この「封神演義」ですが、仙人様が「殷」と「周」の2つの国に分かれて、それぞれの国を「守る」「興す」お話です。この仙人ですが、いろいろな道具(兵器)を使って戦争をしていきます。例えば、人造人間(ロボット)、細菌(ウイルス)兵器、天気を操る鞭、などなどです。まだこのような道具が生まれる前に作られた物語です。実際に一部のこれらの道具は実現しているので、中国の人の想像力はすごいですね。
小説はとても読み応えがありますが、ちょっと苦手な人はマンガ(週刊少年ジャンプに掲載されていました)も出ているのでそちらもお勧めです。
中国はいろいろな国がめまぐるしく変わりながら、いろいろな思想や人物が出てきます。人物はとても人間くさくて魅力的な人が多いので、これからそのようなエピソードも話していければと思います。
封神演義の主人公の太公望は、釣りをしながら軍師として就職することを「待って」いましたが、なかなかそのような出会いはありません。
生徒のみなさん、レポートは「待ち」の姿勢ではできませんよ。しっかり授業に出席して、教科書で調べて、友達や先生に質問して、「攻め」の姿勢で明日の15時にはきっちりと提出しましょうね。
通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパス 松本