はじめまして!
通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパス 早尻です。
こんにちは。今日も五月晴れ、本当に気持ちの良いお天気です。(従来は、五月晴れとは梅雨時に見られる晴れ間のことを指すそうですが)
私は4月から日本史、政治経済、現代社会を担当しています。一ヶ月あまり経過して、多くの生徒さんと親しく会話が出来るようになりました。でも、選択科目が違って、まだお話出来ていない生徒さんもいます。
今日は、日本国憲法について学習しました。最近、テレビ、新聞などで何かと話題になるテーマなので、その一端をご紹介させていただきます。
憲法とは、国家のあり方を定めたルール(最高法規)ですが、その目的は国家権力を制限して人権を保障するためにあります。一方、一般の法律(刑法、民法など)は、何らかの形で国民を規制するためにあります。ここが、憲法と一般の法律の大きな違いです。日本国憲法は、硬性憲法といって、わざと改正しづらくなっています。今、憲法9条、集団的自衛権をめぐって改憲派、護憲派の論争が続いていますが、どちらの主張にも耳を傾け、生徒の皆さんも、自分の問題として考えていただけたら嬉しいです。
先日、ユーチューブで、ベトナム戦争当時、父娘の写真を持っていたベトナム兵を殺した米兵が、30年の時を経て、娘に写真を返しにきた動画を見ました。娘さんは当初、その米兵に対して憎しみが堪えきれなかったのですが、文通を続けるうち、許すようになったといいます。その米兵も2年前に亡くなりましたが、今、娘さんの仏壇には、本当の父とその米兵の写真が並んで飾られているとのことです。
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