博多キャンパス ブログ

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  1. 街はクリスマスモード☆

    通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 井上です。

    皆さんこんにちは。

    さて、みなさんもう見たかもしれませんが博多駅も天神もクリスマスイルミネーションが始まりました。みなさん、クリスマスはどんな予定でしょうか?素敵なクリスマスになりますように☆

    下は天神の岩田屋前です。

    さてさて、今日の3限目の国語総合は清少納言の「枕草子」を取り上げました。

    みなさん「枕草子」は聞いたことがありますよね。有名なのは冒頭ですね。みなさんどこかで聞いていませんか?

    春はあけぼの。やうやう白くなりゆく、山際すこし明かりて紫だちたる雲の細くたなびきたる。

    (訳)春はなんといっても朝が良い。だんだんとあかりが白んで、山のすぐ上の空がほんのりと明るくなって、淡い紫に染まった雲が細くたんなびいている。

    なーんか小難しいですよね。「枕草子」は世界初の随筆文学です。

    随筆?ってとなりますよね。随筆とは今でいうエッセイみたいなものです。筆者の体験や読書などから得た知識の感想っていう方がわかりやすいでしょうか?

    「枕草子」はおよそ300の章段からなるもので、「池は」「草は」などテーマを示しそれに関連するものを列挙するものや、宮中での経験を記した日記みたいなもの、その時の思いや考えをつづった随想的章段があります。

    私は、上のようなウィキぺデア情報みたいなのしか知らなかったのですが、10月にたまたまNHKの100分de名著という番組を見て考え方が変わりました。^-^水曜の夜11時から1か月間4回にわたって枕草子を取りあげていたのですが、大変興味深かったです。たとえば、

    説教の講師は、顔よき。講師の顔をつとまもらへたるこそ、その説くことのたふそもおぼゆれ。

    (訳)説教してくれるお坊さんはイケメンじゃないとだめ。美男のお坊さんの顔をじっと見つめてこそ、説教のありがたみがあるというものよ。

    などと、ちょっと面白い個所も実はあるようです。

    もっと色々紹介したいので来週に続きます。

    一ツ葉高校 福岡キャンパス 井上

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