博多キャンパス ブログ

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  1. SNSの怖さ(人とつながること)とグループディカッション

    通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 井上です。

    皆さんこんにちは。

    今日は本当に暑いですね。S君が朝、携帯のアプリで今日の温度を見せてくれました。36℃だそうです。猛暑日ですね。げんなりするような暑さです。皆さん体調崩していませんか?

    しかし、こんな暑さの中でも大学進学コースのみなさんは朝から一生懸命勉強に励んでいます。Uさんは数学の問題に取り組んでいます。字が汚いからいやだー。とノートはNGでしたが、問題集を見せてくれました。少しくしゃくしゃになって使い込んでいる様子の問題集でした。本当に頑張っています。夏はまだまだです。この調子で頑張ってください。

    さて、先日私はNHKの特報フロンティアという番組を見ました。今回のテーマは「危ないネット友達」という題でSNSの怖さを説いていました。若い世代、特に皆さんのような高校生が今危ない目に合っているということでした。

    SNS(フェイスブック、ミクシ―、ツイッター、ライン)などみなさん使っているとは思いますが、そこで顔も知らない見ず知らずの友達をつくってやり取りをしている人もいると思います。

    その番組内で18歳の女性が取り上げられていました。そのA子さんはネットの方が現実の友達より信頼できる。と考え、ツイッタ―に悩みを呟いて(つぶやいて)いました。そこに毎回優しい書き込みをくれる27歳の男の人がいました。やり取りをしているうちに、その男の人に「ツイッタ―上ではなくてラインで直接やり取りしない?」と言われました。その子はラインのIDを教えそこから直接やり取りをしだしました。最初は普通のやりとりでした。

    しかし、ある日「顔がみたい。プリクラ送って」というメッセージが来て、少しちゅうちょしましたが男性を信頼していたA子はプリクラの画像を送ってしまったのです。すると「かわいい。こんどはもっときわどい写真おくって」と要求がエスカレートしていったのです。その子は危険だと感じそこで止めましたが、要求にこたえていたら大変なことになっていたかもしれません。

    番組スタッフが「どうしてプリクラを送って、次にきわどい写真まで送ろうとしたの?」と聞くと、「自分の顔に自信がなかった。プリクラを見せてかわいいと言われ嬉しかった。認めてもらったと思った。」とそのA子さんは答えました。

    皆さんくらいの若い女性をターゲットにする男性に取材すると、A子さんのように、そういうよこしまな考えを持つ自分たちのカモになりやすいのは、もう人生どうでもいい。など自暴自棄の発言をつぶやいている女の子だそうです。聞いて共感すればいけるっ。と思うそうです。

    みなさんは大丈夫でしょうか?

    私も実は昔ミクシ―でちょっとした失敗をしてしまい、一度やめたことがあります。

    ユニセフのあなたは孤独ですか?という質問に対して日本の29.8%の子供がイエスと答えており世界一だそうです。

    番組は親がフィルタリング(サイトの閲覧(えつらん)を制限する)などを使って子どもを守らなければならない、という終わり方でしたが私はみなさんに是非考えてほしいと思います。A子さんのようにネットの友達の方が現実の友達より信頼できると考えたりしていないでしょうか?

    確かにネットの友達の方が現実の友達より耳あたりの良い言葉を言ってくれるかもしれません。現実の友人の方が傷つけられたりするかもしれません。

    でも、しかし、そこは立ち向かってほしいです。生身の人間と関わって生きてほしいです。

    私も人間関係は苦手で、人に必要以上に気を遣って疲れたり、遣わなければいけないところで遣えなくて誤解を生んだりなど人に疲れて悩んでしまうことがよくあるので偉そうなことは言えないのですがやっぱり人と直接話す。関わる。人とつながったら傷つくのは当たりまえと覚悟する。これが大切だと考えます。

    人と関わって生きる。そこには痛みが伴う(ともなう)。これは私自身にも言えることだし、みなさんにも言えることだと思います。

    また、この番組から伝えるようにSNSは大きな危険をはらんでいます。それを意識して、注意して使ってください。けして使うなといっているわけではありません。注意して使ってほしいのです。

    自分の身は自分で守る。もし危ないなと感じたら誰かに相談する。(親 先生など)けして見知らぬ人と二人であったりしないでください。その時間は学校に行って友達や先生と話しましょう。少なくとも一ツ葉高校先生たちはみなさんの話を無視する様な事は絶対にしません。

    みなさん誰かに悩みを話したくなったら、SNSではなく、是非現実の人に話してみませんか?もしかしたら、思わぬ解決策など出てくるかもしれません。そしてその経験は絶対に生かされるはずです。

    ちょっと長々となってしまいましたが、みなさん、自分の身は自分で守る。をいつも心に留めておいてください。

    放課後、山口先生、S君、Kさん(二人)の計四人でグループデスカッションの練習が行われていました。今日のテーマは消費税増税のぜひについてでした。感想を聞くと山口先生がいてくれたからうまくいったとの事。

    大丈夫^-^練習に練習を重ねれば山口先生のようになれます。先生を見習って頑張りましょう。

    一ツ葉高校 福岡キャンパス 井上

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