通信制高校 一ツ葉千葉キャンパスの寺澤です。

今日は生徒も待ち遠しい（？）週１回の「国語デー」です。
現代文と国語総合の授業が行われる日です。

午前の現代文の授業では、先週から『こころ』を読んでいます。
教科書に載っている作品の中でも抜群に長いのですが、
じわじわと読み進めていき、残すところあと三分の一くらいまで来ました。
読むだけでも大変かもしれませんが、授業中は頭を使って考えてほしいと思っています。
「長い！」「面倒くさい！」と思わずに、脳みそに汗をかくぐらい考え抜いてみましょう。

午後の国語総合では俳句を読みました。
『こころ』では「考える」ことが重要なのですが、俳句は「想像する」ことが重要です。
わずか十七字に作者の伝えたいことが込められているのですから、
何よりも想像力を働かせる必要があります。

俳句は「五・七・五」の十七音が基本ですが、その決まりにのっとっていない
「自由律俳句」というものがあります。
自由律俳句をまとめた『カキフライがないなら来なかった』という本を
授業中に少し紹介しました。
せきしろという作家と、お笑いコンビ・ピースの又吉が作った俳句が載っています。
タイトルからして自由な感じがしますが、中身もまさに自由。
気になる人は読んでみてください。

通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス 寺澤