はじまりのはじまり②
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの松下です。
私が書いた前回のエントリでは、宇宙において元素が生まれた物語の前半を紹介しました。
超新星爆発に触れたところで終わっていたかと思います。
実は、元素がつくられるプロセスの一つが、超新星爆発なのです。
ウランなどの重い元素は、超新星爆発時の莫大なエネルギーによって生まれるというわけです。
元素というのは、広大な宇宙の色々な場所で途方もない長い年月を経てつくられるのですね。
私たちはいま、平成という時代を生きていますが、
明治や江戸時代、それよりももっと前に生きていた人たちがいます。
また、2100年や2200年のように、ずっと未来を生きる人たちもいます。
それぞれ生きる時代というのは別々で、
その人生が交わることもありませんが、共通することがあります。
それは、人間はみんな、宇宙からやってきた元素でできているということ。
この二回に渡る元素のお話は、ある本を参考にして書きました。
『僕らは星のかけら』という本です。とても素敵なタイトルですよね!
太古の昔に宇宙から地球に降り注いだ隕石に含まれていた元素が、
自分の身体を構成している可能性もあるということです。
たくさんの人が宇宙に魅かれるのは、こういう理由なのかもしれません。
いかがでしたでしょうか?ちょっと難しい話もあったかと思いますが、
少しでも宇宙のロマンを感じていただけたら嬉しいです!
もっと詳しく知りたい方は、紹介した本を読んでみてください。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 松下