眠れない夜はもう終わりに!合格を掴むための「最強の睡眠戦略」
皆さん、こんにちは!一ツ葉高校名古屋キャンパスの中原です。
10月、11月は、各推薦入試や総合型選抜の出願、そして一般選抜に向けた追い込みの時期。
誰もが「絶対に受かりたい」という強い気持ちで机に向かっていることでしょう。
そんな受験生の皆さんから、よく聞かれる悩みの一つが
「夜、布団に入ってもなかなか眠れない」「勉強しなきゃと焦って、寝る時間がもったいなく感じる」という睡眠に関するものです。
睡眠不足は、脳の機能を低下させ、せっかく覚えた知識の定着を妨げます。
つまり、睡眠を削ることは、勉強効率を自ら下げていることと同じなのです。
今回は、受験を控える皆さんが、短い時間で質の高い睡眠をとり、勉強効率を最大限に高めるための「最強の睡眠戦略」を具体的にお伝えします。
なぜ眠れない?受験生特有の「睡眠の敵」

受験生が眠れない主な原因は、肉体的な疲れではなく、「心の疲れ」と「体内時計の乱れ」にあります。
1. 不安や焦燥感(心の敵):
「間に合わないかもしれない」「あの問題が解けない」といった不安が、脳を興奮状態にし、リラックスするための自律神経の切り替え(交感神経から副交感神経へ)を妨げます。
2. ブルーライト(光の敵):
寝る直前までスマートフォンやパソコンを見ていると、ブルーライトが脳を覚醒させ、「メラトニン(睡眠ホルモン)」の分泌を抑えてしまいます。
3. 睡眠時間のバラつき(リズムの敵):
「今日は頑張るから徹夜」「昨日は寝すぎたから今日は短く」など、日によって睡眠時間が大きく変わると、体内時計が乱れ、寝付きが悪くなります。
合格を引き寄せる!「最強の睡眠戦略」5つの実践

睡眠の質を高めるためには、寝る直前の行動だけでなく、日中の過ごし方、そして寝室の環境を整えることが大切です。
1.⏰ 決まった時間に「起きる」ことを最優先に!
睡眠時間を確保するより、毎日同じ時間に起きることを徹底しましょう。
起きる時間を固定することで、体内時計が整い、夜に自然と眠気が訪れるようになります。
入試当日と同じ時間に起きる練習にもなります。
2.☀️ 朝の光を浴び、夜は光を遮断!
起きたらすぐにカーテンを開け、朝日を浴びましょう。
朝日を浴びてから約14〜16時間後に、自然と眠気を誘うメラトニンが分泌されます。
夜は、寝る1時間前には間接照明に切り替え、スマホ・PCの操作はストップしましょう。
3.🛀 寝る90分前に入浴を完了させる!
人間の体は、体温が下がるときに眠気を感じます。就寝の約90分前までに38℃〜40℃程度のぬるめのお湯に浸かることで、入眠時に体温がスムーズに下がり、深い眠りに入りやすくなります。
4.🧠 脳をクールダウンさせる「移行時間」を設ける!
勉強から布団へ直行するのはNGです。脳が興奮したままでは眠れません。
寝る30分前は、勉強に関するものから離れ、「移行時間」を設けましょう。
- 軽い読書
- ホットミルクを飲む
- 簡単なストレッチや深呼吸
- 心配事を紙に書き出す
(これを「明日考えることリスト」として処理することで、脳から不安を取り除けます)
5.📚 眠れないときは「布団から出る」勇気を持つ!
20分以上布団に入っても眠れないときは、潔く布団から出ましょう。
そのまま布団にいても、「眠れないことへの焦り」が増すだけです。
別室へ移動し、薄暗い照明の下で軽い読書などをして、自然な眠気が訪れるのを待ちましょう。
眠気を感じてから再び布団に戻ることが大切です。
まとめ:睡眠は「最強の勉強法」です!

睡眠は「勉強の邪魔」ではありません。
むしろ、脳が日中に覚えた情報を整理し、定着させるための「最強の勉強法」です。
質の高い睡眠をとることは、集中力、記憶力、そして何より本番での思考力を最大限に引き上げます。
焦る気持ちはわかりますが、規則正しい生活を送ることが、合格への最も確実で効率的な道です。
今日から、この睡眠戦略を実践し、自信をもって受験に臨んでください!
通信制高校