通信制高校　一ツ葉高校　小倉キャンパスの竹之内です。

突然ですが、ゴリラと人間は似ています。
それもかなり似ています。

なぜ、突然このようなブログを書こうと思ったのか・・・不思議に思うでしょうね。
それは生徒のレポートがきっかけです。
生徒達が履修する科目に｢総合学習｣というものがあります。
テーマを設けて自分が興味のあるものを調べ、レポートとしてまとめる、という科目なのですが、小倉キャンパスの生徒の一人が｢ゴリラの生態｣をテーマとして力作を仕上げていて、そのレポートがふと目に留まったからです。
生徒のレポートを読んでもっと知りたいと思い、詳しく調べてみました♪

ゴリラと人間は全然違う！！というのが多くの人の認識です。
たしかにゴリラと人間は骨格が少し似ている程度で、人間の方が言語も話すことができ、高度な文明を築いているという点では、かなりの違いが見られると思います。

しかし、その違いは数字で言うと1.75%しかないのです！
何の数字かというとこれは｢ゲノム｣と呼ばれる全遺伝子情報の違いです。
遺伝子は生物の設計図のようなもので、その情報に基づいて大きさ、形など複雑な形体を築いていくわけです。

その遺伝子情報が｢ゴリラと人間では98.25%同じだ｣という結果が国際的研究チームによって発表されました。
人間とゴリラはもともと同じ生物で、その生物が枝分かれ状に進化してゴリラとチンパンジーになったわけですから当然といえば当然ですね。

遺伝子情報がたった1.75%違うだけで、こんなにも変わるなんて驚きですよね。
そういえば、総合学習でゴリラを調べた生徒は｢自分、ゴリラに似ているんですよ～｣って言っていました。
あの子はあながち間違いじゃなかった！！という驚き(＾＾)
これからテレビや動物園でゴリラを見る機会があれば、親しみの目を持って見てしまいそうです。

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