通信制　一ツ葉高校　千葉キャンパスの矢島です。 

「社会科DAY」の午後は、政治経済の授業でした。
昼休みによって、午前中に倫理の授業で失った体力を回復した生徒たちは、
やる気満々で授業を受けてくれました。 

政治経済は、社会科の中でも一番とっつきにくい教科です。
歴史には流れがあり、楽しいエピソードも満載なので、比較的勉強しやすいと思います。
現代社会も「時事問題」が入ってくるので、生徒にも耳慣れた用語が多く、
勉強がしやすい分野になっています。 

それらに比べて、政治経済は専門用語が多く出てきますし、
そもそも生徒にさほど興味を持たれづらい分野であり、
私も授業をする上で、もっとも気を遣う教科です（笑）。 

そのような中でも、今日の生徒は一生懸命理解しようとしてくれていました。
これから半年、大人になるための必要最低限の知識を、真剣に勉強してほしいと思います。 

生徒のほとんどは10代後半です。
日本の法制度による「大人」は20歳と定義されていますので、
あと2、3年で彼らはいやでも大人になるのです。 

大人になれば就職をして、税金や年金を払わなくてはいけません。
また、選挙は行くも行かないも自由ですが、政治が自分たちの暮らしを大きく左右することが、
年をとるたびにイヤでもわかってきます。 

そうなった時に、何も知識がないのでは、やはり大人として恥ずかしいといわざるを得ません。
だからこそ今、少しとっつきにくい教科だとしても、政治経済を学んでほしいと思っています。 

また、それをわかりやすく楽しく教えることが、私の役割だと思っています。
生徒の皆さん、お互いにがんばりましょう！！ 

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