千葉キャンパス ブログ

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  1. 健康第一

    通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの松下です。

    相変わらず、厳しい寒さと乾燥の毎日が続いています。
    周囲でも、インフルエンザやウイルス性胃腸炎に感染した
    という話をちらほらと聞くようになりました。
    私自身は、この冬は今のところ元気に過ごしています。
    来週の水曜日から単位認定試験が始まるので、
    普段以上に体調管理には気を使ってください。

    体調を崩さないために最も重要なのは、睡眠と栄養です。
    栄養に関しては、ここで何度か書いたこともありますね。
    理由を聞かなくても、この二つが大切なことは
    何となくわかるかと思います。
    その他にも、適度な運動をしたり、身体を温めたりするのが良いです。
    結局は、規則正しい生活が、健康をつくるということなのです。

    しかし、いくら気をつけていても、病気になってしまうこともあります。
    そんなとき症状を軽くする、またはそうならないよう予防する方法があります。
    それは、予防接種です。誰でも、一度くらいは経験があるでしょう。

    予防接種とは、弱毒化した病原体(ワクチン)を体内に入れることにより、
    あらかじめその病気に対する免疫をつけておくことです。

    昔、牛痘(牛が感染する天然痘に似た病気)に感染したことのあるヒトは、
    天然痘に感染しないか、発症しても軽く済むことが知られていました。
    これを知ったイギリスの医師ジェンナーは、
    牛痘のウシから採取した膿をヒトに接種したところ、
    天然痘を予防することに成功したのです。

    これは、牛痘のウシの膿に天然痘を引き起こすウイルスが含まれていて、
    それを摂取したヒトの体内で、ウイルスに対する免疫ができたためです。

    その後、フランスの科学者パスツールが、狂犬病ワクチンの開発に成功しています。
    狂犬病は文字通り犬から感染しますが、
    発症するとほぼ100%の人が亡くなるという恐ろしい病気です。
    1885年、パスツールは、狂犬病の犬に咬まれた少年にワクチンを接種し、
    彼の命を救いました。この少年は、狂犬病ワクチンの最初の成功例といわれています。

    現在では様々なワクチンが開発され、多くの人の命を救っています。
    例えば、現在猛威をふるっているノロウイルスも、近い将来ワクチンが実用化されそうです。

    ただ、予防接種をしていても、100%防ぎきれるわけではありません。
    何年か前に新型インフルエンザが流行しましたが、
    予防接種した型と違うウイルスが流行してしまったら、どうしようもないですよね。

    通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 松下

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