質の高い授業を受けさせていただいたことが良かった
進学先を決めた理由
もともと大学受験に興味がなくなんとなく地元の千葉大学を志望していたのですが、高3の最初に受けた模試でA判定を取ったことをきっかけに自分はよりレベルの高い大学を目指せるのではないか、と受験への興味が湧き、志望校を変更することにしました。
近場の筑波や横浜国立では志望校を上げるリスクにリターンが見合わないと判断し、どうせ目指すなら目標は高く旧帝大を目指そうということで北大、東北大、九州大あたりを比較検討し、難易度や居住環境の面で最も魅力的だと感じた北大を志望することにしました。
どのような勉強をしたか
高2の秋に受験勉強を始めるまでほとんど勉強をしていなかったのでなんと英単語から始める羽目になったのですが、共通テストや二次試験の日程から逆算して月単位で細かく計画を立てて実行していくことで、過度に焦燥感を持つことなく受験勉強をすることができました。
勉強法については毎日のように自習室に意味もなく籠って勉強する、というものが自分にとっては効果的でした。行きたくなくても自習室に籠ることで途中からは「自習室にいる=勉強をする時間」というように感じられるようになり、特に直前期の追い込みで役立ちました。
受験期間中大変だったこと、その乗り越え方
受験が楽しかったので正直特に苦労らしい苦労を感じたことはなかったのですが、一般的には点数が伸び悩むことが悩みのタネになるようです。これに対する解決法として、自分がおそらく無意識に行っていた受験をゲーム感覚で捉えるマインドセットが有効だったのではないか、と思っています。点数を逐一記録するとまるで勉強をすることがゲームで自身の能力値を伸ばすことかのように感じられ、数字での成長を楽しむことで意外にも苦痛なく勉強を続けることができました。
キャンパスのサポートでよかったこと
本当に単純なのですが、質の高い授業を受けさせていただいたことが良かったと思います。
中でもマンツーマンに近い形式の数学では自分が躓いた時に即座に分かりやすい解説をしていただけたり、直前期には英語・数学で志望校の記述答案の添削を行っていただけたりしたことが非常に役に立ったと思っています。
合格した時のこと
共通テストが良かったため前後期両方で北大を志望したのですが、前期では共通テストでも9割を記録したほど得意教科だったはずの国語で大きくコケてしまい、それが原因で一度落ちていたため後期はたいへんネガティブな状態で合格発表を迎えました。
そのためはじめは自身の合格が信じられなかったのですが、時間が経つにつれて喜びや安堵の感情が押し寄せてきました。
今後の夢や目標
高校時代から会計学に興味を持っているので、それを中心に幅広く経済論について学んでいきたいと思っています。
将来は大学で学んだことを活かし、公認会計士や税理士などの資格も視野に入れながら、会計分野で活躍できる人間になりたいと考えています。
受験生にアドバイス
前述の通り、自分は前期と後期の両方を北大に出願しました。
後期を当初の志望校であった千葉大で妥協することも考えましたが、ここまで勉強を頑張ってきたのに勉強しなかった自分が行っていたであろう千葉大でいいのか、北大に未練は残らないのか、と自身に問いかけ悩んだ結果、志望校を妥協する選択肢を選ぶことはありませんでした。
受かった身で言うことにも生存バイアスのような側面はありますが、個人的には志望校は最後まで妥協しないことをおすすめします。
その結果どれだけギリギリでも志望校に受かれば素晴らしいことですし、もしも結果で報われなかったとしても、諦めずに志望校に食らいつき続けた経験はきっとこれからの人生でも役に立つ時が来ると思っています。