立川キャンパス ブログ

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  1. 私は私

    こんにちは!松下です。

    私は歌をうたうことが好きなのですが、すごく上手な人の歌を聞いたとき、その人と自分を比べて凹むことがあります。趣味に限らず勉強や日常生活などあらゆる場面で、人と自分を比較してしまうことって誰にでもありますよね。そのとき多かれ少なかれ、自分の方が優れていると思えば優越感に浸りますし、劣っていると感じたら劣等感に苛まれます。

    人と自分を比べないようにするというのはなかなかできないことです。自分というのは他人がいるからこそ存在するので無理もないです。ただ、人と自分を比較することは必ずしも悪いことであるとは限りません。受験やスポーツなど人と競わなければならないときは、自分の力が相対的にどのくらいなのかを知ることが重要になるためです。でも、人と自分を比べてしまうことが辛いときにはどうしたらいいのでしょうか。

    これは私の考えですが、人と自分を比べてしまうのは現状に不満があるときなのかなと思います。例えば私は仮面浪人をした経験があるのですが、最初に入った大学ではずっと劣等感に苛まれていました。「私はこんなところにいるはずじゃなかった」と思っていたんですね。今だから笑い話になっていますが、当時は結構荒んでいたな~と思います。

    それでもどうにかこうにか第一志望に合格!大げさかもしれませんが、その大学に受かったことでまったく別人に生まれ変わった気持ちになりました。その理由の一つが、ずっと苦しんでいた劣等感から解放されたこと。私の母校の大学は日本でトップというわけではないのですが、自分より頭が良い人たちに嫉妬することがなくなりました。それは今も変わりません。これは、私が結果に満足しているからでしょう。ずっと憧れていた大学でしたし、落ちても後悔しないと思えるほど努力した結果だったので、満足できたのだと思います。

    だから、人と自分を比べてしまうことが辛いときは、少しでも理想に近づけるようにがむしゃらに努力してみるといいのではないかと思います。もし結果が伴わなくても、その努力は別の形で必ず自信につながるはずです。私は最近「昨日の自分を越えよう」という気持ちを持つようにしています。そうすれば比べる相手はいつも過去の自分になり、人と比べることも減ります。そうやって毎日過ごしていたら、そのうちすごい人物になれる気がします。人と比べてではなく、自分がどうなりたいかというのを一番大切にできたらいいですよね。

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